【写真】ナショナルTVに戻ってくるチェール・ソネン。WSOF24に出場する岡見の試合でどのような語りを聞かせてくれるのか、楽しみだ (C)MMAPLANET

1 日（火・現地時間）、WSOFが9月18日（金・同）のWSOF23「Gaethje vs Palomino 2」よりチェール・ソネンが解説者として、同イベントの中継に加わることが発表された。

昨年、MMA界に巻き起こったアンチ・ドーピング問題を契機に「性機能が低下したため」のTRT使用を理由に現役を退いたソネンは、FOX系のUFCアナリストとして活動予定だった。しかし、抜き打ちテストでパフォーマンス向上薬の服用が認められFOXとの契約が打ち切られる。その後、Metamorisでグラップリングの試合を経験しながら、POSCATONE上で「You’re Welcome with Chael Sonnen」という音声トークショーを週一で展開してきた。

もともと、その絶妙な話術には定評があったソネンに、近頃日本人ファイターに「2月にとあるプロモーションの協力により東京ドームで試合を行う」というダイレクトメールを送信しているWSOFが目を付けたということになる。

今回のNBCSNのカラー・コメンテーター就任に際し、ソネンは「WSOFと合流し、この惑星にある将来のベストMMAタレントたちについて語ることに身震いをする思いだ。WSOFはこの短い期間にプロ中のプロに組織を発展させてきた。この急成長する会社と共にやっていくことを誇りに思う」というコメントを寄せている。

またソネンの招く形となったレイ・セフォーWSOF代表も「チェールの経験に基づく洞察力は、米国内外のファンの目をさらに高めることになるだろう」と話している。ちなみにUFC殿堂入りを果たし、9月15日よりUFC FIGHTPASSでPioneers of MMAというプログラムに登場する──第1回大会より解説を務めていたバス・ルッテンとの関係についての発表はなされていない。

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