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【DEEP CAGE】難攻不落の横田一則に挑む、高橋憲次郎 「やっとこういうチャンスが来たな」

Kenjiro Takahashi【写真】マッハ道場一筋、高橋がキャリア最大の一番に臨む(C)TAKUMI NAKAMURA

29日(土)、東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP CAGE IMPACT 2015。ノンタイトルマッチながらフェザー級王者・横田一則と対戦する高橋憲次郎。

レスリングの名門・山梨学院大学の出身で全日本学生選手権3位の実績を持つ高橋は、立ち技の試合も含めて現在10連勝中。昨年10月にはROAD TO UFC JAPANにも選出された上迫博仁に勝利している。

「勝ち続けているのに、なかなかいい相手と試合が決まらなかった」という影の実力者が、国内フェザー級トップの横田戦に臨む心境を語った。

――ノンタイトル戦ながらDEEPフェザー級王者・横田一則選手と対戦が決まった高橋選手です。試合まで一週間を切っていますが、仕上がりはいかがですか。

「順調ですね。試合の1週間前まで追い込んで、それからは調整という感じです。体重も問題ないですし、あとは体調を整えるだけです」

――今日はマッハ道場巣鴨支部での取材ですが、基本的には巣鴨支部が主な練習場所なのですか。

「はい。ただ巣鴨支部はサウスポーの選手が多いので、今回はオーソドックスの選手が多い本部道場での練習を増やしています」

――横田戦が決まった時の心境から聞かせてもらえますか。

「やっとこういうチャンスが来たなって感じですね。今、立ち技も含めて10連勝中なんですけど、なかなかいい選手と試合が決まらなかったんで、モヤモヤしていました(苦笑)」

――横田選手は国内フェザー級のトップ選手ですが、その相手と戦うことをどう感じていますか。

「試合だから誰が相手でも不安はあるんですけど、横田選手だからどうこうは全く思わないですね」

――横田選手はスタンドの距離感が抜群で投げも上手い。寝技のディフェンス能力も高いという攻略が難しいタイプのスタイルです。

「なんか戦い方が面倒臭そうですよね(笑)。でも対策や作戦を練って練習しているし、あとはそれに自分の動きをアレンジして戦えればいいかなと思います」

――高橋選手はずっとマッハ道場でMMAの練習をやっているのですか。

「はい。マッハ道場が自分の総合の原点です」

【写真】今年3月に柔道整復師の資格を取った桜井"マッハ"速人。巣鴨支部内に施術台を設けて、練習後の選手にマッサージ・ケアを施すようにしている(C)TAKUMI NAKAMURA

【写真】今年3月に柔道整復師の資格を取った桜井”マッハ”速人。巣鴨支部内に施術台を設けて、練習後の選手にマッサージ・ケアを施すようにしている(C)TAKUMI NAKAMURA

――もともと高橋選手はレスリング出身なんですよね。

「中学時代に柔道をやっていて、高校から大学卒業までレスリングをやっていました。大学は山梨学院大学で、その時に全日本学生選手権の66キロ級で3位になりました」

――柔道からレスリングに転向した理由は?

「中学の頃にPRIDEを見ていて、レスリング出身の選手がすごく活躍していたんですよ。それで自分もレスリングをやれば強くなれると思って高校からレスリングを始めました」

――ということは昔からMMAに興味があったのですか。

「はい。ただ自分は宮城県出身で、当時は自分の周りで総合の練習をやる環境がなかったんですよね。それでレスリングを始めて、大学までのめり込んだって感じです。レスリングを始めた頃、周りの選手の身体能力がすごくて『なんだ? こいつら?』と思いながら練習していたんですけど、諦めずに根気よく続けていたら徐々に強くなっていきましたね」

――大学卒業後、すぐにMMAを始めようと思ったのですか。

「もうレスリングはある程度やりきったし、やっぱり総合をやりたかったので、卒業したらすぐに総合をやろうと思っていました」

――山梨学院大学ということは山本”KID”徳郁選手の後輩になりますね。

「そうですね。自分がまだ在学中に、KID選手がレスリングに復帰することになって、少し大学まで練習に来ていたんですよ。その時にKRAZY BEEの選手が何人か来ていて、そこで軽く寝技を教えてもらったことがあります。ただみなさんは僕のことを覚えてないと思います(笑)」

<この項、続く>

■DEEP CAGE IMPACT 対戦カード

<小池秀信引退試合・無差別級/5分2R>
小池秀信(日本)
佐々木有生(日本)

<フェザー級/5分3R>
横田一則(日本)
高橋憲次郎(日本)

<フライ級/5分3R>
和田竜光(日本)
ソ・ジェヒョン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
今成正和(日本)
ヤン・ムンファン(韓国)

<ライト級/5分3R>
岩瀬茂俊(日本)
下石康太(日本)

<バンタム級/5分3R>
遠藤大翼(日本)
五月女健(日本)

<ライト級/5分2R>
LUIZ(ブラジル)
田村ヒビキ(日本)

<ライト級/5分2R>
川崎泰裕(日本)
江藤公洋(日本)

<フェザー級/5分2R>
オーロラ☆ユーキ(日本)
新居卓(日本)

<フライ級/5分2R>
小田切勇(日本)
安谷屋智弘(日本)

<ライト級/5分2R>
熊殺しの成田(日本)
新里佳彦(日本)

オープニングファイト

<フェザー級/5分2R>
小川顕広(日本)
中野謙(日本)

■ DEEP JEWELS 09対戦カード

<DEEP JEWELSストロー級選手権試合/5分3R>
[王者] 魅津希(日本)
[挑戦者] 藤野恵実(日本)

<DEEP JEWELSバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 端貴代(日本)
[挑戦者] キム・ジヨン(韓国)

<MIYOKO引退エキシビジョンマッチ>
MIYOKO(日本)
※当日発表

<アトム級/5分2R>
富松恵美(日本)
下牧瀬菜月(日本)

<グラップリングマッチ/4分2R>
杉本恵(日本)
向奈都美(日本)

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