この星の格闘技を追いかける

【on this day in】8月27日──2013年

27 08 13【写真】フェイスオフの時、笑いを我慢できないのと寝ぐせがトレードマーク (C)MMAPLANET

UFN27 Weigh in
@インディアナ州インディアナポリス、バンカーズライフ・フィールドハウス
「スマートなヤツだなぁと思ったのは、ひかりTVでUFCの解説を一緒にさせてもらうようになってから。最初から話は上手かった。だけでなく回を重ねるごとにテンポも良くなり、市川さんの話に食い気味になる自分より、ずっと耳障りの良いトークをしていると感心する(※ひかりTVのUFC中継はそうコメントというよりも、トークの連続なんです)ようになった。『インテリジェント・スナイパー』って何かSM雑誌から取った異名なのかと思っていたら、そういうことだった。と、思ったのも束の間、そのトークはインテリジェントではなく、ソツの無さだと気づいた。知れば知るほど、ソツない。練習もそう。自然体、ごくごく普通に手を抜くことができる。その一方で、やり抜かないといけない時にはやり抜く。つまりここ一番に強い。加えていえば、相当なお調子者だ。手を抜くところも、努力をトコトンする点も、インテリジェントでありながら、お調子者でバカっぽさも合わせ持つところも、全てがソツなくまとまっている──自分好き。次は危ない──と思うような相手、例えばここに挙げたエリック・ペレスや、シスコ・リベラを相手に戦っても、こちらの想像以上の勝ち方ができる。同時にアルジャメイン・スターリングのような──嫌な相手には、ドツボにハマったような負け方をしてしまう。ソツの無さ=スマートさ。そのバランス感覚の良さがMMAでの強さにつながっている一方で、弱点にもなっている。次の試合は人生の転換期を迎えただけに、何かが変わるきっかけ。本人は嫌がるかもしれないけど、ブライアン・キャラウェイ戦のタケゾーが一番強かった。タケゾーは今を全速力で掛け抜こうとしているファイターだから、まだ感傷に浸るような文字は綴れない──からこそ、大沢ケンジ戦のような戦いをしろっというわけでなく、バランス感覚を通り越したバカになれるファイトをジョージ・ループ戦では見てみたい」

on this day in──記者生活20年を終えた当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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