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【Bellator95】疲れても攻め続け、カズブラエフがフェザー級T制す

2013.04.05

<フェザー級T決勝/5分3R>
フロド・カズブラエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27, 30-27, 30-27
マイク・リッチマン(米国)

1R、サウスポーのリッチマンに対し左ジャブから右ストレートを伸ばすカズブラエフ。リッチマンも低い姿勢から右ジャブを伸ばし、左の機会を伺うがプレッシャーはカズブラエフの方が強い。左に回りながら距離をコントロールしようとするリッチマンを追いかけるカズブラエフは右を大きく振るがこれは空振りに。さらに、そのまま組みついていくも、リッチマンにいなされ距離を取られてしまう。それでも執拗に右足を掴んだまま、フックを打ち込んだカズブラエフは、左に回るリッチマンに左ハイを放つなど、積極的な姿勢が目立つ。

左ミドルから右ストレートと手数を弛めないカズブラエフは、残り30秒を切ってワンツーから、さらにスリーフォーとパンチを伸ばし、左ハイ。動きがやや落ちたリッチマンにさらに左ハイを蹴り込み、右ストレート、3、4発目の左ハイキックを見せるなど粗いが、回転数の速い打撃を繰り出し初回を締めた。

2R、右フック、右ハイキックと打撃に攻勢に出るカズブラエフ。右に頭を傾けてリッチマンが右フックを打ち込もうとすると、カズブラエフは左フックから振りの大きな右フックを打ち込む。ストライカーのリッチマンに対し、カズブラエフは跳び上がるような右ストレートから、シングルレッグへ。頭が外側に入った強引なトライは、テイクダウンに結び付かないが、リッチマンの防御主体に追い込んでいく。

打撃で前に出続け、ニータップでついにテイクダウンを奪うと、カズブラエフが重いパウンドを連打する。必死の形相で起き上がったリッチマンはハイキックをキャッチされるも、懸命にケージを使って2度目のテイクダウンは許さない。カズブラエフは左フックから右アッパー、そして左ハイを見せたところでバランスを失い後方に倒れてしまったが、リッチマンは寝技に移行せずスタンドに待ち構える。

劣勢の打撃戦を続けるしか選択肢のなかったリッチマンだが、疲れの見えてきたカズブラエフがテイクダウン崩れから引き込む。ここぞとばかりリッチマンが鉄槌を落し、判断の難しい2Rとなった。最終回、リッチマンが左から右を打ち込む。初回の勢いは完全に消えたに見えたカズブラエフだったが、ダブルレッグを仕掛けリッチマンがスプロールしたところで、ショートフックを打ち込むと、ヒザ蹴りから右を伸ばす。

リッチマンもアッパーを放つが、カズブラエフはスピニングバックフィストと見栄えのする攻撃を仕掛ける。それでも頭から突っ込み足が前に出なくなったカズブラエフだが、ラウンド中盤に足は揃い気味でも、伸びあがるようなアッパーをヒット。リッチマンもワンツーから前に出て、ボディで動きの落ちたカズブラエフを痛めつける。

と、残り1分近くなり、カズブラエフが最後の力を振り絞るように、左アッパーから右ストレート、リッチマンの蹴り足を掴んでテイクダウンに成功する。その後も、スタンドに戻ったリッチマンに、テイクダウンを仕掛け、反応したところでパンチを打ちこむなど、厳しい状態のなか試合終了まで前に出続けたカズブラエフが、結局フルマークの判定勝ちを収め、シーズン8フェザー級トーナメントで優勝を果たした。

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