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【TOP FC08】過去最高のマッチメイク。ライト級王座決定戦はキム・ドンヒョン×カン・ジョンミン

Kim Dong Hyun vs Kang Jung Min【写真】日本のMMA界ともつながりの深いキム・ドンヒョン、そしてカン・ジョンミンの間で初代TOP FCライト級王者が決まる(C)MMAPLANET

韓国第2のMMAプロモーション、TOP FCの第8回大会が終戦記念日である15日(土・現地時間)にソウルオリンピックホールで開催される。ROAD FCの日本大会に刺激を受けたのか、今大会のラインアップは関係者から『ここまでつぎ込んで、次回大会はどうなる?』と心配の声が挙がるほどでTOP FC史上最高のカードが揃っている。
Text by Choi Woo Sok

最も注目されるのはメインとコ・メインのタイトルマッチ、ライト級&バンタム級選手権試合だ。メインのライト級の王座決定戦は決トーナメント初戦を突破したカン・ジョンミンとキム・ドンヒョンの間で行われる。ウェルラウンダーのキム・ドンヒョンは、プサンの名門道場チームMADの所属。同姓同名の先輩でUFCウェルター級ランカーのキム・ドンヒョンにも似て、ケージレスリングとトップコントロールに優れている。

対するカン・ジュンミンは柔術ベースながら、打撃で勝負するタイプなだけで、トータル・バランスでいえばキム・ドンヒョンに劣るもの一発に強く、アゴが弱いキム・ドンヒョンには嫌なタイプのファイターといえるだろう。

【写真】VJTで弘中を相手にパンチで打ち勝ち、ヒザ蹴りで追い込んだキム・ドンヒョン(C)MMAPLANET

【写真】VJTで弘中を相手にパンチで打ち勝ち、ヒザ蹴りで追い込んだキム・ドンヒョン(C)MMAPLANET

両者揃って日本のMMA界との関係は深く、スプリットMC時代にデビューしているキム・ドンヒョンはDEEPやGladiatorに来日し、昨年10月にはVTJで修斗世界ウェルター級(※70キロ=当時)の弘中邦佳と戦い、逆転の肩固めで敗れたがあわやKO勝ちというシーンも見せている。

【写真】カン・ジョンミンのハイキック。キム・ドンヒョン同様に首相撲からヒザ蹴りなど、長身を生かした攻撃を得意としている(C)MMAPLANET

【写真】カン・ジョンミンのハイキック。キム・ドンヒョン同様に首相撲からヒザ蹴りなど、長身を生かした攻撃を得意としている(C)MMAPLANET

カン・ジョンミンに至ってはプロMMAデビューが2009年10月のVTJで、初勝利を挙げた後もプロ修斗に3度来日し、久米鷹介、村山暁洋、佐藤洋一郎と当時の76キロのトップファイターばかりと対戦している。その後もRINGSと立て続けに来日し、キャリア序盤の戦績は1勝3敗1分と非常に厳しいモノだった。

それからもROAD FCでキム・ソクモに敗れ、これからZST、そしてTOP FCで試合を続け、昨年8月にはZSTウェルター級チャンピオンの濱岸正行とドローになるなど、その後の9戦では6勝2敗1分と大いに戦績を戻している。

何よりもチームMADとカン・ジョンミンの所属するドンチョンペクサン(東天白山)は姉妹チームで、両者はアマチュア時代から合同練習で互いの技量を知り抜いてきたという仲でもある。

ROAD FCの飛躍でMMA人気の高まる韓国にあっても裏街道を進んできた印象の強い両者──それだけに負けることはできない友情対決となる。

■ TOP FC08対戦カード

<TOP FC ライト級王座決定戦/5分3R>
カン・ジョンミン(韓国)
キム・ドンヒョン(韓国)

<TOP FC バンタム級王座決定戦/5分3R>
クァク・グァンホ(韓国)
バク・ハンビン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ハン・ソンファ(韓国)
キム・ドンギュ(韓国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・アン(米国)
バク・ギョンス(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
イム・ジュンス(韓国)
ジョン・ダウン(韓国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジョン・ユジン(韓国)
ノエル・ボビア(フランス)

<フェザー級/5分3R>
キム・ソンヒョン(韓国)
クォン・ウォンイル(韓国)

<フライ級/5分3R>
ファロモン・ガバロプ(ウズベキスタン)
グォン・ミンス(韓国)

■TOP FC National League 7

<ウェルター級/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
ベク・ギョンジェ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
アン・ジョンヒョン(韓国)
ソン・ドゴン(韓国)

<80キロ契約/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
キム・ユル(韓国)

<88キロ契約/5分3R>
ジョン・ソンジク(韓国)
ザン・ボムソック(韓国)

<フライ級/5分3R>
キム・ジュハン(韓国)
ナム・インチョル(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ユン・テスン(韓国)
チェ・スンウ(韓国)

■オープニングマッチ

<フェザー級/5分2R>
ホン・スンミン(韓国)
イ・ジュンヨン(韓国)

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