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【PXC49】カマチョ戦前夜、宇良健吾「自分を信じて戦いたい」

Kengo Ura【写真】PXCでの目標はベルト。国内もオファーがあれば戦っていきたいという宇良 (C)MMAPLANET

7日(金・現地時間)にグアムのUOGカルボ・フィールドハウスで開催されるPXC49で、フランク・カマチョと対戦する宇良健吾。

2001年の全日本アマ修斗優勝した翌年、米国に渡り本場になりつつある場所で成功を目指した。その後、逆輸入ファイターとして2010年にはウェルター級キング・オブ・パンクラス王者になるも、打撃一辺倒のスタイルで佐藤豪則、ストラッサー起一、徳留一樹という後のUFCファイターに連敗。一度は引退も考えたが、米国で再起を図る―も、家庭の事情で故郷石川に戻り、現役活動を続ける――流浪の大和魂=宇良にカマチョ戦前夜に話を訊いた。

――当初の予定では6月にRebel FCに出場予定でしたが、一転PXCでフランク・カマチョと戦うこととなりました。

「そうですね。実はRebel FCの時にドクターの診断を受け、一カ所より詳しく検査する必要が出た場所があって……。結果的には問題がなかったのですが、その検査をして結果を待っていると日程的にもレベルFCでは戦えない状況に陥ってしまったんです。自分のことで、レベルFCには凄く迷惑を掛けてしまったと思います。そして検査の結果が出る前後で、PXCから話を貰って――自分はどんなオファーも断ることはないので、すぐに受けさせてもらいました」

――VTJとHEATでの2試合で現在3連勝、じっくりキャリアの再構築を図っているところで、フランク・カマチョと戦うというのは?

「調整できる時間がある限り、どこのプロモーションでもどんな相手でもオファーを断ることはないです。それが流れだと思っています。この試合も海外だから受けたわけでもないですし、国内で先に話をいただいていれば、そこで試合をしていたはずです」

――ではカマチョの印象を聞かせてください。

「確かに強いです。ファン目線で見るとパンチで倒しに行く、フィニッシュを狙う姿勢も常に持っているので好きなファイターです。テイクダウンされずにパンチで勝つ。ロビー・ローラーとか、そういうパンチで勝つ選手が好きなんです(笑)」

――いわば宇良選手が目指していたタイプといえるのでは?

「そうかも……しれないですね。テイクダウンもできるけど、パンチで来ると思います。だからといって、以前とは自分も変わったので打撃だけの試合をMMAでやろうとは思っていないです。それは痛い目を経験して学んできたことなので」

――そこを踏まえて、打撃のプレッシャーに屈することがないのが宇良選手の強みです。

「以前は9割以上、打撃だけで戦おうと思っていました。でも、今はMMAとして違った一面を出していきたいです」

――米国での生活を引き払い、石川・小松に拠点を置きました。

「そうですね、もう踏ん切りをつけました。今回の試合前もこれまでやってきたことをベースに、小松のRAW COMBATと金沢のCBインパクト、あとボクシングジム2カ所で練習してきました。

カマチョ戦を想定して動きを考え、CBインパクトで実際に動いて試す。CBは組みが強い選手も多いですから、凄く良い練習ができました。RAW COBATではキックボクサーを相手に練習するときも、カマチョを意識してやってきました」

――では減量を終えて、今の体調は?

「実はホテルにバスタブがなくて、それは本当に焦りました。でも、サウナのあるホテルに連れて行ってもらって汗もかけましたし、自転車とミット打ち、そしてサウナで体重を落とせました。できれば半身浴で落としたかったのですが、そこはクリアできましたし、順調に体重も戻っています」

――明日、どのような試合を見せたいですか。

「打撃でずっとやってきたので、その部分は引きたくないので。噛み合い過ぎて倒し、倒されという試合になってもしょうがないです。自分が一番自信を持っている部分、自分を信じて戦いたいです」

■PXC49計量結果

<女子フライ級/5分3R>
ブローガン・ウォーカー: 126ポンド(57.15キロ)
ギャビー・ロメロ: 124ポンド(56.24キロ)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ:136ポンド(61.69キロ)
マーク・アベラルド:136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
フランク・カマチョ:156ポンド(70.76キロ)
宇良健吾:155ポンド(70.3キロ)

<ライト級/5分3R>
タイロン・ジョーンズ:155ポンド(70.3キロ)
coBa:154ポンド(69.85キロ)

<ライト級/5分3R>
エリック・ギャトマン:153ポンド(69.4キロ)
松嶋こよみ:154ポンド(69.85キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェローム・クルーズ:136ポンド(61.69キロ)
リッキー・キャンプ:134ポンド(60.78キロ)

<フライ級/5分3R>
シェーン・アルバレス: 127ポンド(57.6キロ)
ジェシー・ラフォルス: 125ポンド(56.7キロ)

<フライ級/5分3R>
マクレーン・アルフレッド: 125ポンド(56.7キロ)
マイク・サンチェス:125ポンド(56.7キロ)

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