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【XCF】マイペース=トリッグ、ウェルター級に再転向へ

2009.02.15

97e873dc■第9試合ミドル級/5分3R
フランク・トリッグ(米国)
Def.3R/3-0
ダニー・ボブコップ(米国)

写真】試合全般において支配を続け、決して深追いしないトリッグ・スタイルで判定勝ちを収めたフランク・トリッグ (C)XCF

地元フロリダのローカルプロモーション=リアルファイティング・チャンピオンシップ・ミドル級王者ダニー・ボブコックが、日米を股にかけて活躍してきたビッグネーム=トリッグと対戦するメインイベント。

いきなり右ミドルを放って行ったボブコックだが、トリッグは構わず組ついていく。ケージを背にして戦うボブコックが前に出てくると、すかさずボディにヒザを見舞ったトリッグ。直後にボブコックを押し込んでクリーンテイクダウンを奪う。


ハーフからトリッグは、左エルボーを連打するが、ボブコックは半身から立ち上がることに成功する。左ヒザをボディに連続して打ち込むトリッグ、レフェリーはここでブレイクを命じる。試合再開直後、パンチが交錯すると、ここで優勢になったのはボブコック。右を効かされたトリッグは、組ついて打ち合いを避ける。組みあいのなかで訪れた、パンチ合戦ではトリッグの左がヒット。キャンバスに崩れおちたボブコックにパウンドを連打するトリッグは、スタンドになっても攻勢を続ける。

時折りボブコックの左フックを浴び、ラッシュを仕掛けられなかったトリッグだが、ダーディボクシングとヒザ蹴りでボブコックを圧倒し、1Rを終えた。2R、ボブコックは右ハイを放つだが、トリッグは焦ることなく距離を詰めて左を狙う。左ローを交えながら、プレッシャーを与えるトリッグは、ボブコックが前にでてきたところで、パンチでなく組つきケージに押し込んでいく。ここで左をヒットさせたのはボブコック、たまらず距離をとったトリッグは、1Rのように攻め込まない。離れ際の右フックなど、際の打撃に光るものがあるボブコックだが、1Rを失っていることから、ここはもう少し積極的な攻撃が欲しいところだ。

上下に打ちわせて、前に出続けるトリッグ。ボブコックのアッパーも察知して、バランスをキープする。下がりながらパンチを放つボブコックを深追いしないトリッグ、静かな2Rが終わった。最終ラウンド、右ローで前に出たボブコックはさらに右ハイを見せる。左ミドル、左ストレートで応えるトリッグは、左へ回るボブコックを追い続けるが、完全に距離を奪うには至らない。

左右のローもさほど効果的でないトリッグ、ボブコックも大きな一発が必要だが、踏みこむことができない。観客の野次が大きくなっても、両者の距離は変化ない。時折左をヒットさせるトリッグは、初回の貯金を計算に無理をすることない。まるで1Rの様子見のような試合展開――、つまりここ最近のトリッグの勝利のパターンにはまった試合は、試合終了直前に激しい打ち合いとなり、トリッグが最後の最後に右を打ち抜きダウンを奪うなど、勝利を決定づけ3Rを終えた。結果、判定勝ちを得たトリッグは、ミドル級からウェルター級への再転向を明らかにした。

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