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【UFN17】ライト級サバイバルマッチは熱戦続出

2009.02.09

【写真】2008年4月のケニー・フロリアン戦以来となるメインイベントに出場を果たしたローゾン。見事な腕十字でスティーブンスを下した (C) ZUFFA

2月7日(土・現地時間)、米国フロリダ州タンパのサンドームでは、UFC Fight Night17が開催された。メインイベントでは、出場予定のエルミス・フランカが負傷欠場になったため、代わって出場を果たしたジェレミー・スティーブンスがダン・ローゾンと対戦するライト級戦が行われた。

そのメインイベント。試合は、序盤からヒールホールド、腕ひしぎ十字固めと積極的にサブミッションを仕掛けていったローゾンが、2Rに流れるようなグラウンドムーブから、この試合2度目のトライで腕十字を極め、一本勝ち。ライブ中継のメインというチャンスを見事な勝利で飾った。


セミファイナルでは、AKA期待のヘビー級戦士ベラスケスが登場。ボスニア・ヘルツェゴビナのデニス・ストニッチを相手に、そのタフネスぶりに攻め疲れをみせる場面もあったが、最後はTKO勝利を挙げ、ヘビー級上位戦線を捉えた。また、ウェルター級期待のアンソニー・ジョンソンは、ルイジ・フィオラバンティに快勝。第5試合のミドル級戦では、元IFL世界ミドル級王者ダン・ミラーが、WECから転出してきたジェイク・ロショルトを僅か63秒で破った。

この他にも、この日メインを含め5試合が行われたライト級戦では、ジョシュ・ニアーが熱戦の末、マック・ダンジグを下し、カート・ペルグリーノ、グレイソン・チバウも、同級の常連ロブ・エマーソン、リッチ・クレメンティから、それぞれ一本勝ちを挙げている。

ちなみに、今大会はスパイクTVでライブ中継をされたが、中継内では、アリスター・オーフレイム、セーム・シュルト、ロビー・ローラー、カン・リー、ジョシュ・トムソンなど、UFCに出場していない選手の名前が挙がり、米国のカジュアル・ファン対象の番組作りをしているズッファとしては、非常に珍しいアナウンスが聞かれた。

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