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【Belaltor】鉄壁のアスクレンに対し、アモゾー勝機は距離&蹴り??

Askren vs Amoussou

【写真】テイクダウンで勝負を懸けるベン・アスクレンに対し、カール・アモゾーに求められるのは組み力やディフェンス能力でなく間合いだ (C)KEITH MILLS

24日(木・現地時間)、オクラホマ州タッカービルのウィンスター・カジノで行われる新生Bellator MMA第2弾。同大会ではメインのBellator世界ウェルター級選手権試合、ベン・アスクレン×カール・アモゾーを始め、Spikeが猛プッシュしているキング・モーのデビュー戦、さらにウェルター級トーナメント準々決勝3試合が組まれている。

北京五輪米国フリースタイルレスリング74キロ級代表のアスクレンは、ATTで柔術の手解きを受けADCCサブミッションレスリング世界選手権やFILAグラップリング世界選手権で活躍、後者では世界王者に輝いている。同時にMMAデビューを果たし、2010年4月にキャリア4戦でベラトール初出場を果たすと、一貫してサークルケージで戦い続けてきた。

シーズン2ウェルター級トーナメントを制し、2010年10月にライモン・グッドを破り世界ウェルター級王座を獲得。ジェイ・ヒエロン、ドウグラス・リマを相手に2度目の王座防衛に成功しており、これまで10勝0敗というレコードを残している。「素人にMMAの技術なんて分からない」と公言し、その試合内容も徹底してテイクダウン&トップコントロールを追求している。

現在ではペティ兄弟らが在籍するルーファス・スポートに在籍しており、×打撃という部分でテイクダウンにつなげる間合いとタイミングが磨き続けられている。そんなアスクレンと対するアモゾーは、柔道出身のフランス人ファイター。パリの名門ムエタイジム=オウ・タンシオンで打撃を学び、首相撲と足払いの連係にも冴えを見せる。長らくMMAが解禁されていなかったフランスでは、シュートファイティング・スタイルの伝承が続いていたこともあり、アモゾーもまたヒールフックなど足関節などを得意としている。

アフリカン・フレンチらしく強靭な肉体の持ち主で、ヒザ蹴りやハイキックなども大きな武器となっている。打撃の間合いを外して、一気にテイクダウンに持ち込みたいアスクレンに対し、首相撲や柔道時代に培った組み技で対抗するのではなく、遠い間合いを大切にしたい。

蹴りを上下に蹴り分け、蹴ったあとはステップで角度や距離を変える。決して、蹴りだした位置に戻らない。大げさでなく指一本フックすればテイクダウンに持ち込むことができるアスクレン相手に、得意技のヒザ蹴りはケージに詰められた時以外は封印し、ヒザを合せられる距離=組みつかれる距離を取らないこと。簡単ではないことは確かだが、アモゾーがアスクレンに勝つには、そこを徹底するしかない。

■Belltor MMA SpikeTV対戦カード

<ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ベン・アスクレン(米国)
[挑戦者]カール・アモゾー(フランス)

<ライトヘビー級T準々決勝/5分3R>
キング・モー(米国)
ブシェミスワフ・ミシアラ(ポーランド)

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ドゥグラス・リマ(ブラジル)
ミハイル・サレフ(ロシア)

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
コッフィー・アジツオ(米国)
ベン・サンダース(米国)

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)
ブレント・ウィードマン(米国)

■主なプレリミ対戦カード

<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ポール・アマヤ(米国)
ジョゼ・ゴミス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
マット・ジョーンズ(米国)
コーテツ・コールマン(米国)

<バンタム級/5分3R>
クリス・ファン(米国)
ジェイソン・サンプソン(米国)

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