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【Bellator136】煮ても焼いても食えないジョンソンが、押し込み続けてヴォルコフ破る

<ヘビー級/5分3R>
トニー・ジョンソン(米国)
Def.2-1:29-28,29-28,28-29
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

左ジャブからローを見せるヴォルコフ。フックの連打にジョンソンがシングルレッグを仕掛け、ヒザをつかせる。立ち上がったヴォルコフをケージに押し込んだロジャースだったが、ヒザをボディに受ける。懸命にダブルレッグを仕掛けるロジャースを必死で切るヴォルコフ、ケージ際の攻防が続きブーイングが起こる。体を離したジョンソンが左右のフック、ヴォルコフがヒザを返すと、また押し込んでいく。シングルに切り替えたジョンソンだが、テイクダウは奪えない。

残り90秒で両者が離れるが、その直前にジョンソンの指がヴォルコフの目に入っており試合は中断。再開後、ヴォルコフの左ハイがジョンソンを襲う。ローも受けたジョンソンが、突進しついにテイクダウンに成功する。バックに回り込もうとするジョンソンが、背後からパンチを入れる。ヴォルコフは立ち上がって胸を合わせると、ここでもヒザ蹴りをボディに。すぐにジョンソンが押し込み、最後は距離を取ったヴォルコフが左ストレートからワンツーを見せたところで初回が終了となった。

2R、右ストレートから左ミドルを蹴り込んだヴォルコフだが、すぐにジョンソンが組んでテイクダウンへ。ヴォルコフはハーフからギロチンで頭を抱えるも、これは極めきれない。ジョンソンはトップをキープしパスを狙う。ヴォルコフがクローズドに戻しキムラを仕掛ける。ジョンソンはバックに回りこみパンチ、ヴォルコフはキムラを離さない。立ち上がってクラッチを解いたヴォルコフが、ケージに押し込まれた展開が続き、ジョンソンは残り30秒でシングルレッグへ。観客にもヴォルコフにもフラストレーションが溜まる展開が続いた。

最終回、開始早々組み付くジョンソン、ケージにヴォルコフを押し込む。2分が経過し、ようやく押し返したヴォルコフがヒザをボディに入れる。すぐに組み付き直したジョンソン、さらに1分が過ぎレフェリーがブレイクを命じる。離れた両者、距離を測るジョンソンはヴォルコフの左に当然のように組み付く。回ったヴォルコフがパンチを見せるも、ジョンソンは右を差し上げてケージへ。このまま試合はタイムアップへ。煮ても焼いても食えないジョンソンにスプリットで敗れた。

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