この星の格闘技を追いかける

【on this day in】4月06日──2005年

06 04 05【写真】今は移転してしまったジャンジャックのアカデミー、マットサイドの通路で撮った写真は、今も大きな思い出となっている。奥にカーロス・グレイシーの写真が飾られているのが、またいい…… (C)MMAPLANET

Jean Jaque Machado & Eddie Bravo
@カリフォルニア州ベンチュラ、ジャンジャック・マチャド柔術
「『道着を燃やせ』に代表されるように、エディ・ブラボーは数々のセンセーショナルな発言をしてきた。彼は本当に思ったことを口にする。そして、相手、場所を問わず──その姿勢を貫いている。今から10年前、堀内勇さんのインタビューに同行させてもらい、初めてジャンジャック・マチャドの道場を訪れた。ジャンジャックとは、まだ記者になる前の1994年の放浪中にレドンドビーチにあったマチャド柔術で練習を見せて貰って以来、実に11年振りの再会だった。エディとはこの2年前、ADCCのホイラー戦の勝利後に、国際電話でインタビューさせてもらったことがあった。師ジャンジャックを前にして、エディは自らの意見を口にし続けた。『道着なんていらない。ジャンジャックがADCCで強いのは、指がなくて道着を掴むことなく普段からオーバーフックやアンダーフックを使ってきたからだ』と言ってのけた時には、本当に驚いた。実社会で左手の指が揃っていないジャンジャックはハンディキャップを持っていると捉えられるだろう。だから、僕らは特集でもない限りそこには言及しない。ましてや、道着の大切さを強調する師匠の言葉を全否定するだけでなく、その強さの源が道着を必要としないからだと機関銃のようにまくし立て続ける。対してジャンジャックは『エディは私が気付いていないことも見抜いている』と笑顔を浮かべ、柔術の多様性を説いた。絶対的な信用。何を言っても許容してくれる懐の深い師に対し、エディは胸襟を開き全幅の信頼を寄せていた。一方、ジャンジャックは弟子の独立した個人として尊重、尊敬していた。絶対の信頼関係。ジャンジャック&エディ、最高の師弟関係が続いていたことは、この9年後に立証された」

on this day in──記者生活20年を終えた当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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