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【Awards】サブミッション4位~2位はジョーンズ、マイア&ローゾン

Submission#02 Joe Lauzon vs Jamie Varner

【写真】一本でのフィニッシュは、汗をかく前。試合開始直後というセオリーを越えたところに、最高峰で実力者同士のフィニッシュが存在する。

2012年下半期MMAPLANET Awards、第9 弾も全321試合から選ばれたベスト・サブミッション第2位から第4位を。

9位と同じく、6位も同率で3試合が選ばれました。世界最高峰で見られた最高のフィニッシュは、説得力十分な技が出揃っている。
Photo by PVT & GONGKAKUTOGI

Joe Lauzon vs Jamie Varner<ベストサブミッション第2 位>
8月4日@UFC FOX04
<ライト級/5分×3R>
ジョー・ローゾン×ジェイミー・ヴァーナー=三角絞め

UFCベストバウト部門で5位に入ったローゾン×ヴァーナーのフィニッシュがベスト・サブミッション部門でも2位に選出された。1R序盤から続いたノンストップの激闘の末、汗の量も半端でない状態の最終ラウンドの中盤で極めた三角絞めは、MMAのダイナミックさの表れだった。

Submisson#03 Maia<ベストサブミッション同率6位>
10月13日@UFC153
<ウェルター級/5分×3R>
デミアン・マイア×リック・ストーリー=ネッククランク

柔術セレブ=マイアが、フィジカル+シュートボックスの権化といえるストーリーに組みつき、ケージに体重を預けるようにバックを奪取。リアネイクドチョークからネッククランクへ。巨匠・板垣恵介氏の世界に通じる危険な角度に頭の付け根が曲がったストーリーは即タップした。

Submisson#04 Jones vs Belfort<ベストサブミッション同率6位>
9月22日@UFC152
<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分×5R>
ジョン・ジョーンズ×ヴィトー・ベウフォート=アメリカーナ

王者ジョーンズの圧勝が予想された世界戦で、ヴィトーが初回に意地の腕十字へ。完全に右腕が伸びたジョーンズは、タップこそ逃れたが負傷に追い込まれる。それでもスタンドで左腕と蹴りだけでヴィトーを圧倒し、最後はサイドからアメリカーナ・アームロックを極めた。

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