この星の格闘技を追いかける

【on this day in】4月01日──2014年

01 04 14【写真】高級住宅街パロスベルデス。その一番上の緑に囲まれた場所にリョートは居を構え、『瞑想するのにホントに良い環境なんだよ』と言っていた。UFCで成功するとは、こういうことでもある (C)MMAPLANET

Lyoto Machida at home
@カリフォルニア州レドンドビーチ、パロスベルデス
「すっかり英語が堪能になり、普段から引き締まった表情を見せるようになったミドル級のリョート。以前は取材を申し込むと、ブラックハウスの応接セットでインタビューを行うことが圧倒的に多かったが、ここ2度ほどは自宅を取材場所に指定してきた。日本人の血がそうさせるのか、ブラジルの習慣なのか――これはきっと後者だろう。古くはペケーニョやパウロ・フィリョ、そしてミノタウロ、ホジャー・グレイシー、ヒカルド・アルメイダ、アンデウソン・シウバらが『家でインタビューを受ける』と言ってきた。インタビューは彼らにとって仕事だ。だから、自宅で行いたいというような無粋な要望はこちらから出すことは決してない。一見、フレンドリーな米国人ファイターを自宅を取材したのはジョシュ・バーネットとエディ・アルバレスくらい。もちろん――という書き記し方は不遜かもしれないが、自宅にゲストとして招かれたことは少なくない。ただし、そこで取材はしない。それが米国流で、ブラジル人ファイターは外に出るのが面倒なのか、『家に来て』ということが少なくない。自宅ならではのリラックスした家族とのやり取りを見れば、その選手の人となりを見ることができ、非常に貴重な経験となる。リョートは自宅でも凛としている。『いつでも服を脱いでも良いようグッドシェイプを保っている。それはダイエットではない。ライフだ』と語る彼は武道家なのだろう。オン・オフを必要としない。常にオンでいる。『相手の攻撃を受けず、自分だけ攻撃する。そして、その動きをジャッジに理解させる』と去年の今日、リョートはこんなことを話してくれた。名勝負は不確定要素の塊だ。ただし、強さは確定要素の積み重ねにある。こんな言葉を吐けるリョートはMMA界にあって唯一無二の存在、プロフェショナル武道家だ

on this day in──記者生活20年を終えようという当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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