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【RFC22】3度目の正直へ、田村一聖「自分への期待と自信はあります」

Tamura vs Cho【写真】身長差がかなりある田村とチョ、ただしそこもしっかり念頭に置いて練習してきた田村だ(C)MMAPLANET

いよいよ開催が明日に迫ったROAD FC22。今大会で3度目の正直、ROAD FC初勝利を目指すのが、田村一聖だ。

誰もが認める実力者は、その力をケージのなかで発揮できていない。彼自身、その部分で苦しんできた。負ければ終わりのラストチャンス、チョ・ヨンスン戦に向け計量も終えた田村に現在の心境を尋ねた。

――計量を終え、今の体調はいかがですか。

「凄く調子が良いです。これまでで一番、脱水も順調にいきました」

――今回のチョ・ヨンスン戦、オファーがあったのはいつぐらいですか。

「5週間ほど前です。これまで勝っていないので、声が掛からないのもしょうがないし、日本で戦うということも考えていました。そうしたら1度、去年の年末ぐらいに話が来ました。そこでは決まらなかったのですが、それから『3月は難しいけど5月に』――という話をもらいました。ジムの方にマネージメントをお願いしているのですが、3月に試合がしたいという自分の要望に応えらえるよう交渉してくれて、話がまとまりました」

――対戦相手は4勝0敗、Young Gunsから上がってき選手です。

「まず勝たないといけないので、対戦相手のキャリアとかは気にしていないです。何よりも練習していることを試合に出したいという気持ちが大きいです。しっかり出して、勝ちたい。勝ち負けでいえば、もちろん勝たなければならないです。ただ、それ以上に自分の実力を出したい。出せば絶対に勝てるという想いが強いです」

――昨年5月から積み上げてきた部分はどこになりますか。

「ガチンコのスパーをやっていても、脳みそがニュートラルになっています」

――脳みそがニュートラル? 熱くならないということですか。

「熱くはなります。ただ、『行かなきゃ』、『行かなきゃ』だったり、『合わせなきゃ』、『合わせなきゃ』というのではなくて、落ち着いて頭がクリアになって対処できるようになってきました。動きのなかでガツンといけるような感じで。

あと、これまではスタンドでやってきたことと、自分の得意な部分がつながっていませんでした。一つ一つの要素としては、できていることがMMAになると精度が落ちてしまう。その繋ぎも良くなってきたという感触が、自分のなかにはあります」

――対戦相手があるから試合なのですが、その力を本当にケージのなかで発揮してほしいです。

「回りがどう思っているか分からないですけど、自分は力を出すことができれば……と思っています。それができれば、変ることができる。崖っぷちなんですけど、自分への期待と自信はあります」

――チョ・ヨンスンの印象は?

「柔術の選手ということですが、韓国人ファイターらしくアグレッシブだし、打撃もガチガチ打ち合っていますね。ただし、若いし穴もあります。上から目線でなく、しっかりと研究してきました。実際に対戦してみないと分からないですが、キム・スーチョルやソン・ミンジョンという前に戦った選手と比較すると、そのレベルにはないとは思います。だからこそ、負けられないです」

――しっかりと体重を戻してくると、かなり大きくなりそうな風には見えました。

「手足の長い選手特有の懐の深いやり辛さを持つ選手ではあると思います。ただ、そこもしっかりと練習してきたので」

――今回は奥さまが韓国まで来られているので、期するものが相当ある試合なのかと。

「まぁ、いつも来たい、来たいとは言っていたんですけど、当然、この試合で負ければ……。打撃を見てもらっている二瓶さんにも『負けたら引退だ』って言われています。『もう、来なくて良い』って。そんな風に言ってもらえてありがたいです。負けたら終わりという状況は心地よいモノではないですが、それ以上に自分のやってきたこと、できること、自分の強さを出せないで終わることだけは我慢ならないです。そうならなければ、普通に勝てます。シンプルなモノだと考えるようにしています」

――ソン・ミンジョン戦のように開始早々に拳を折るような事態にだけはならないことを願っています。

「あれも……自分が甘かったんです。マーク・ハントの拳や、タイロン・ウッドリーの足のレントゲンを見ると、彼らはあんな状態でもしっかりと戦い抜き、勝っている。俺は甘かったんです。彼らはそういう状況でも、真っ白にならず冷静でした。自分も冷静に命懸け――っていうぐらいの気持ちで挑みます」

■ RFC 22 対戦カード

<RFCライト級選手権試合/5分3R&延長1R>
[王者]クォン・アソル(韓国)
[挑戦者]イ・グァンヒ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
イ・ドルヒ(韓国)

<88キロ契約/5分3R>
ユン・ドンシク(韓国)
高瀬大樹(日本)

<ミドル級>
パク・ジョンギョ(韓国)
ジョン・オジン(韓国)

<バンタム級/5分3R&>
田村一聖(日本)
チョ・ヨンスン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
ジム・ゴンオ(韓国)
ルカス谷(ブラジル)

■ Young Guns 21 対戦カード

<ウェルター級/5分2R>
キム・ソクモ(韓国)
桑原清(日本)

<68キロ契約/5分2R>
ブライアン・チョイ(韓国)
キム・ヒョンス(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
キム・ジョンモク(韓国)
イ・ジュンギュ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
イ・ジェホ(韓国)
田中大作(日本)

<バンタム級/5分2R>
ホン・ジョンギ(韓国)
チェ・ムソン(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・ギュファ(韓国)
カク・ジョンヒョン(韓国)

<ライト級/5分2R>
イ・サンイル(韓国)
ジョン・ユンジェ(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・ジンミン(韓国)
チェ・ジョンホン(韓国)

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