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【UFC94公開計量】世紀の一戦、勝負の行方は?

【写真】先に計量を終えたペンが右腕を掲げ、集まったファンの声援に応えるも、GSPは別段アピールすることもなく静かに計量台を降りた (C) ZUFFA

いよいよ開催が明日、1月31日(土・現地時間)に迫ったUFC94『ST-PIERRE vs PENN 2』。30日(金・同)に行われた公開計量は、大会当日と勘違いしてしまうほど、熱狂的なファンが集まり、同大会への注目度の高さを改めて印象づけるものとなった。

「準備はできている。ここでいうことはない」というBJ・ペン、対するGSPは「明日は素晴らしい試合になる」という言葉を残し、公開計量を終えた。気になるファンの支持率だが、BJ・ペン&GSPともに、大きなサポートの声とブーイングが交錯するという甲乙つけがたい状態。ファンの声援に比例するかのように、勝負の行方が想像できない大一番となる。


また、世紀の一戦と謳われているメインと同様に注目したいのが、ライトヘビー級チアゴ・シウバ×リョート・マチダ戦と、ライト級のグレイ・グイダ×ネイト・ディアズのマッチアップだ。

【写真】同じ打撃系ファイターながら、スタイルの大きく違う二人。勝負の鍵は、両者の距離間か―― (C) ZUFFA

11勝0敗同士のブラジリアン対決。「チャンピオンになるために戦っているのに、国籍なんて問題じゃない」というシウバ。もちろん、リョートも同じ思いに違いない。ともに打撃系ファイターの両者だが、インファイトを得意とするシウバと、これぞ伝統派空手の奥儀というべき距離を保つ戦いを信条とするリョートでは、明らかに戦術は違ってくるものと思われる。

勝負の鍵は、両者の距離間。あるいは裏をかいた組み技の攻防が勝負を決する可能性も現代MMAにおいては十分に考えられるだろう。

(C) ZUFFA【写真】上からグイダを見下ろすネイト。両者は握手することなく、一触即発状態で向かい合った (C) ZUFFA

そして、実兄ニック及び、ギルバート・メレンデスを帯同しているネイト・ディアズ。勝敗以上に、アグレッシブな姿勢でファンの支持を得るクレイ・グイダと、トップ集団入りできるかどうかという試金石的なファイトを迎える。

群雄割拠、ニューフェイスや新参者の参戦が難しくなりつつあるライト級にあって、グイダ超えを果たすかどうかは、その後の出世に関して大きな分かれ道となっている。カート・ペルグリーノ&ジョシュ・ニアーを下し、第二集団トップに立つネイトにとって、タイトル戦線に絡むには絶対に落とせない一戦だ。

また、カツラを対戦相手のジョン・フィッチに手渡し、掴みはOKだった郷野聡寛の今後を賭けた勝負も行われる同大会。いよいよ開催まで待ったなしとなった。

■計量結果は下記の通りとなる。

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョルジュ・サンピエール:170ポンド(77.1キロ)
[挑戦者]BJ・ペン:168ポンド(76.2キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
リョート・マチダ:206ポンド(93.3キロ)
チアゴ・シウバ:206ポンド(93.3キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ステファン・ボナー:206ポンド(93.3キロ)
ジョン・ジョーンズ:206ポンド(93.3キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カロ・パリシャン:170ポンド(77.1キロ)
キム・ドンヒョン:171ポンド(77.5キロ)

<ライト級/5分3R>
ネイト・ディアズ:156ポンド(70.7キロ)
クレイ・グイダ:156ポンド(70.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・フィッチ:171ポンド(77.5キロ)
郷野聡寛:171ポンド(77.5キロ)

<ライト級/5分3R>
マニー・ガンバーリャン:155ポンド(70.2キロ)
チアゴ・タバレス:155ポンド(70.2キロ))

<ウェルター級/5分3R>
クリス・ウィルソン:170ポンド(77.1キロ)
ジョン・ハワード:171ポンド(77.5キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリスチャン・ウェリッシュ:206ポンド(93.3キロ)
ジェイク・オブライエン:205ポンド(92.9キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マット・アロヨ:171ポンド(77.5キロ)
ダン・クレイマー:171ポンド(77.5キロ)

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