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【RFC22】福田力。イ・ドルヒとの対戦に向けて──「出し切ったうえでエキサイティングな試合を」

Riki Fukuda【写真】激しい打撃スパーを行う福田力。練習の成果を発揮したいのは、選手皆が想うところだ(C)MMAPLANET

21日(土・現地時間)にソウルのチャンチュン体育館で行われるRFC22。同大会で福田力がイ・ドルヒと再戦を行う。

昨年11月の対戦では、2度に渡る急所蹴りで試合はノーコンテストとなってしまった。不完全燃焼に終わった試合の決着戦を前に、福田の心境を訊いた。

──試合まで20日を切りました。

「はい、練習という練習をするのは実質10日ほどになりました」

──体調の方はいかがですか。

「大きなケガとかもなく、ここまで持ってくることができました。凄く順調です」

──体が以前よりも大きくなったように見えますが。

「最近、僕も高瀬さんじゃないですけど……、パワーをつけないといけないと思ってウェイト・トレーニングの量をこれまでよりも増やしています」

──ウェルター級に下げるということを考慮していたのですが、そこをひとまず取り止めてということですか。

「ウェルター級に落とそうと思っていましたが、ROAD FCからはミドル級で戦ってほしいと言われ、その気持ちを持ったままミドル級に留まっていたので、なんだか中途半端な状況に陥っていました。

ウェルター級でやるには、その部分を落として筋肉量も減らさないといけないです。ミドル級で戦うなら、逆に自分は小さい方です。MMAの主流は削ってでも落とすということですが、どっちつかずで中途半端になることが一番良くないと思ったので、ミドル級で戦う間は食事量も増やして、ウェイトもこなし体を大きくしようと思います」

──僧帽筋なんて、明らかに大きくなっていますよ。

「あぁ、ありがとうございます(笑)。でも、難しいです。数値的にも上がっているのですが、体重も増えています。試合の時に落として、この力が出るかどうかはやってみないと分からないですからね」

──その試合の相手は11月と同じ、イ・ドルヒです。

「ノーコンテストも、連続で同じ相手と戦うのも初めてのことなんです。あまり深く考えないようにはしているのですが、前回の感覚を頭には入れています。ただ、相手も修正してくるでしょうし、新しいことにもトライしてくる。だから、あまり前回のことは拘らないようにしています」

──急所打ちも気にしてしまうと、動けなくなりますからね。同時に自分の攻撃を最後までコントロールしていると、2発目のヒザの方は防げたかもしれないという気持ちでもいます。反則になる云々ではなく、自分の攻撃を抑制することで、攻撃面としてより精度が上がることもあるのではないかと。

「自分は金的を入れてしまうことが多いんです」

──サウスポー×オーソだと特にそうですよね。

「気を付けないといけないとは思っています。だからといって、蹴りを少なくすると自分のスタイルが崩れてしまいますからね。あの試合では前蹴りとヒザ蹴りが急所に当たってしまったのですが、インローなんかは蹴り方に少しアレンジを加えました。急所に当たらないよう修正はしています。

ただ、繰り返しますが気にしても仕方ないと思います。急所に入ってノーコンテストになった過去は消せないので。故意にやったわけではないし。向こうに行けば、韓国のメディアの人にもそのことは必ず聞かれるとは思いますが、ホントそこは忘れて集中して戦います」

──イ・ドルヒのようにパンチを振り回してくる選手は、しっかりと距離を取って蹴りで削っていきたいところです。

「パンチは強いですね。当たると危ない、それだけの威力はあります」

──前回の試合後、RFCの会場の雰囲気は打ち合いを誘発するという意味のことを言われていました。その言葉が凄く印象に残っています。

「いや、あの空気だとガッと行きたくなってしまいます。だからこそ、冷静に戦いたいと思っています」

──2月1日のRFCは21日と同じくチャンチュン体育館で行われ、オリンピックセンターの倍ぐらいお客さんが詰めかけ凄い雰囲気でした。今回はどうなるのかは分かりませんが、花道もなかったです。

「UFCのようになっていたんですね」

──はい。それだけ客席の数が増えていました。

「それは嬉しいですね。だからこそ、気を付けないと。打ち合いにいって、普段練習してきたことが出せないで終わってしまうのが、一番嫌なんですよ。不完全燃焼になってしまうので。練習で積んできたことを全て出し切ったうえで、エキサイティングな試合をして勝ちたいと思います」

<この項、続く>

■ RFC 22 対戦カード

<RFCライト級選手権試合/5分3R&延長1R>
[王者]クォン・アソル(韓国)
[挑戦者]イ・グァンヒ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
イ・ドルヒ(韓国)

<88キロ契約/5分3R>
ユン・ドンシク(韓国)
高瀬大樹(日本)

<ミドル級>
パク・ジョンギョ(韓国)
ジョン・オジン(韓国)

<バンタム級/5分3R&>
田村一聖(日本)
チョ・ヨンスン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
ジム・ゴンオ(韓国)
ルカス谷(ブラジル)

■ Young Guns 21 対戦カード

<ウェルター級/5分2R>
キム・ソクモ(韓国)
桑原清(日本)

<68キロ契約/5分2R>
ブライアン・チョイ(韓国)
キム・ヒョンス(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
キム・ジョンモク(韓国)
イ・ジュンギュ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
イ・ジェホ(韓国)
田中大作(日本)

<バンタム級/5分2R>
ホン・ジョンギ(韓国)
チェ・ムソン(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・ギュファ(韓国)
カク・ジョンヒョン(韓国)

<ライト級/5分2R>
イ・サンイル(韓国)
ジョン・ユンジェ(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・ジンミン(韓国)
チェ・ジョンホン(韓国)

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