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【UFC FX06】3度のダウンを奪ったピアソン、ソティロパロスを破る

<ライト級/5分5R>
ロス・ピアソン(英国)
Def.3R0分41秒 by TKO
ジョージ・ソティロパロス(豪州)

ジャブを放ち、間合いを計る両者。ソティロパロスの左ジャブに、ピアソンが左フックを合わせようとする。さらに左ジャブに、右ストレートを伸ばすピアソンがローを蹴りこむ。ピアソンの右ストレートで姿勢を崩したソティロパロスは、さらにフックを受けて組みついていく。ケージに押し込まれたピアソンだが、ヒザ蹴りからワキを潜ってバックに回ると距離を取りなおした。

右ストレートから左ハイ、さらにショートフックを繰り出すピアソン。ソティロパロスは左回りで距離を取る。右ローで姿勢を崩したソティロパロスは一瞬だけガードを取り、立ち上がる。

右を伸ばすピアソン、右目を気にして顔を覆う姿を見せたソティロパロスだが、果敢に右を伸ばしていく。すると、残り1分を切ってダブルレッグダイブを仕掛けたソティロパロスが、スラムからバックに回り込む。残り30秒を切り、リアネイキドチョークを仕掛けるも、ヒジを押し上げた防いだピアソンが投げを敢行。そのまま自分が押しつぶされ、サイドを取られたところで1Rが終了、序盤と終盤で攻守が入れ替わり、判断が難しい初回となった。

2R、右回りで間合いを計るソティロパロスに、左ボディフックを見舞うピアソン。ワンツーを放つソティロポロスに対し、ピアソンが左を打ち返す。両者ジャブを多用するなか、距離を詰めたソティロパロスが離れ際に左をヒットさせる。ピアソンが左フックを見せると、左ハイを返したソティロパロスだったが、左フックを受けて尻もちをつく。

立ち上がったソティロパロスは、ここでも組みつくが、スプロールしたピアソンが、左を伸ばす。見事なヘッドスリップを駆使するピアソンが、接近戦では一枚上手か。しかし、ピアソンはローを放った際に足を滑らせ、ソティロパロスが組みついていく。テイクダウンを凌いだところで、2Rが終わった。

3R開始早々、右を打ち込んだピアソンが3度目のダウンを奪う。懸命に立ち上がったソティロパロスだったが、ボディを受けて下がったところで、左ストレートから右フックを顔面に受けると後方にダウン。体を丸めて、防御の姿勢が取れないソティロパロスを見てレフェリーが試合をストップし、ピアソンのTKO勝ちが決まった。

「この試合は6月から決まっていて長かった。サンディエゴのアライアンスMMAで準備を積み、アグレッシブに戦えた」と激闘を振り返った。

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