この星の格闘技を追いかける

【on this day in】3月05日──2005年

05 03 05【写真】今も健在ロクサンと、すぐにケージを下りたハウ。当時、女子最強と呼ばれたハウは今の女子MMAの隆盛をどのように捉えているのだろうか……(C)KEIH MILLS

IFC「Eve of Destruction」
@ユタ州ソルトレイクシティ、フォードE・センター
「1996年3月にウクライナのキエフで第1回大会が行われたIFC──International Fighting Championship。19年の歴史で78度のイベントを開いてきた老舗MMAイベントが、今から10年前に初めてソルトレイク大会を開催した。とはいってもエクストリーム・チャレンジで当地の大会開催ノウハウを知っているモンテ・コックスが、フィクサー的な役割を果たしていたため、中西部やハワイ、あるいはモントリオールですら見られたモンテ色が強い大会となった。スペンサー・フィッシャー×ティム・ミーンズなんていうカードが第3試合で見られ、ジョシュ・バークマン、ジョー・ダークセン、ジェフ・カーラン、コール・エスコヴェドらが出場していた同大会。ソルトレイクシティは長きに渡ってモンテと歩みを共にしてきたジェレミー・ホーンのお膝元ということもあり、メインはホーンのガールフレンド=ジェニファー・ハウとロクサン・モダフェリの一戦が組まれていた。この4カ月前に当時、女子MMA最強と呼ばれていたハウは、HOOKnSHOOTでロクサンにまさかの判定負けを喫しており、満を持して、これ以上ないお膳立てが揃ったなかでリベンジ戦に臨んだわけだ。しかし、初回は打撃で攻勢に出るも、2Rからロクサンが反撃開始。実況がレッグ・キムラと称し、解説者がオモプラッタと訂正、どちらかといえば腕ひしぎ脚固めの要領でヒジを極めに掛かり、ロクサンは完全に形勢逆転に成功した。最後は3Rに三角絞めでタップを奪ったロクサン。女子MMA界と共に長い雌伏の時を過ごした後、TUFで脚光を浴びて、今も現役生活を続けているのは承知の通りだ。一方、ハウはこの2カ月後に20秒でTKO勝ちして再起の勝利を挙げるも、その試合を最後に通算戦績13勝2敗というレコードを残しケージを離れた。まだ31歳という若さだった」

on this day in──記者生活20年を終えた当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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