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【RFC10】準決勝を明日に控えた久米鷹介「粗いパンチを貰わない」

Kume RFC10 weighin

【写真】モック計量で対戦相手のユン・チョル、RFCゾン代表、RFCガールズらと記念撮影に収まる久米“ダ・ジャガー”鷹介(C)MMAPLANET

23 日(金・現地時間)、明日24日(土・同)にプサンのBEXCOオーデトリアムで開催されるROAD FC10「FINAL4」のモック計量が現地のハワイアンレストラン・コナ・コモで行われ、本計量を終えた出場選手が明日に向けてお披露目を行なった。

モック計量後、RFCライト級王座決定トーナメント準決勝でユン・チョルと対戦する久米鷹介を宿泊先でキャッチした。

――9月の準々決勝では体調を直前で崩してしまった久米選手ですが、今回の調整は上手くいきましたか。

「凄く良い状態で仕上がっています。計量も70.5キロ契約で70.4キロでパスし、水抜きも順調でした」

――対戦相手がイ・ヨンジェから、ユン・チョルに変更しました。

「変更はもう慣れっこですね。それに1カ月ぐらい猶予があったので、それまではサウスポー対策をしていたのに変更を加える時間はありました。

映像は1試合しか見ていないのですが、ノーガードで振り回していたのでストライカーか、グラップラーかも分からないような感じですね。正直なところトーナメントで勝ってきた選手と戦いたかったというのはあります。トーナメントは積み重ねていくものなので。そうやって決勝に繋がっていくものですし。

特にポンと出てきた選手は実力も分からないですしね。ただ、自分より長身の選手だから大きな選手の懐に入るという目的は変わらないですが、オーソとサウスポーでその手立てが変わってくるという感じですね」

――今回に試合に向けて、気を付けている点はありますか。

「パンチを受けると、動きが固まってしまうので、そこを気を付けたいですね。きっと、一発を狙って振り回してくるので、そこでパンチを貰わないことを意識したいです。韓国でこれだけ盛り上がっているRFCに急遽出場が決まったことは、彼からすればタナボタなので、一発っていう気持ちは強いと思います。なりふり構わずやってくるでしょうね」

――練習パートナーは粗いパンチを放つような人ではないですよ。

「いえ、それが(日沖)発さんは練習だと色々、軌道の分からないところから打撃は飛んでくるんです。発さんぐらいバリエーションのある人はいないので、この試合のためということではなく根本的な部分でいつも助けてもらっています。

それにジムでは後輩と練習することも多いし、彼らの中には軌道が読めない振り回す系の打撃を使ってくることもあるので、そこは大丈夫と信じています」

――韓国で3試合目。ソウル、ウォンジュ、そしてプサンと韓国での試合は十分に慣れたのではないですか。

「時差もないですし、マネージャーの方に色々と準備をしてもらっています。食べ物も日本人に合うので本当に問題ないです。ライト級に落として以来、計量後の食事もカロリーの高い物を摂りつつ、量は抑えて食べられるようになっていますし、本当に順調です」

――トーナメント戦、先のことを見越してもしょうがないのですが、決勝進出となるとどちらが勝ち上がってこようがタフな相手になることは確かなので、ここはしっかりと勝ち上がれるよう期待します。

「そうですね。しっかりと勝てるよう、頑張ります」

■RFC10対戦カード

<RFCミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]大山峻護(日本)
[挑戦者]イ・ウンス(韓国)

<97.5キロ契約/5分3R>
ジェフ・モンソン(米国)
カン・ドングク(韓国)

<ライト級T準決勝/5分3R>
ナム・ウィチョル(韓国)
ヴィシール・コロッサ(南アフリカ)

<ライト級T準決勝/5分3R>
久米鷹介(日本)
ユン・チョル(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ユク・ジンス(韓国)
大脇要(日本)

<ミドル級/5分3R>
イ・ドルヒ(韓国)
パク・ジョンギョ(韓国)

<ミドル級/5分2R>
ソン・ヘソク(韓国)
パク・イルチョル(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ジョン・ヨンサム(韓国)
ホ・ユン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ムン・ジェフン(韓国)
キム・ソンジェ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
ジョン・ミンジュ(韓国)
ホン・ソンホ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ハン・イムン(韓国)
チョン・ジュンヒ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
アラン・ヨシヒロ(日本)
キム・ヒョンソン(韓国)

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