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【Pancrase】大石幸史、突然の引退会見を再現<02>& 酒井代表「戻って進化した姿を見せて欲しかった」

Koji Oishi【写真】2月1日のディファ有明大会で、10カウントゴングを聞く大石幸史(C)MMAPLANET

23日(金)、東京都渋谷区のゴールドジム原宿で元キング・オブ・パンクラシスト・ライト級王者、そして前ONE FC世界フェザー級チャンピオン大石幸史の引退会見が行われた。

寝耳に水の引退会見、質疑応答の続編と酒井正和パンクラス代表の大石へ送る言葉をお届けしたい。

<大石幸史引退会見の模様、Part.01はコチラから>

──パンクラスやOFCでベルトを獲り、そのことで満足感を覚え、今回の結論に至ったということはありますか。

「ベルトを獲って安心したというのは……。気持ちが落ちてきていることはベルトを獲ったから感じたものではないので少し違うかもしれないですが、それもあるかもしれないです。今のこの気持ちになっているのはベルトを獲ったからかもしれないですけど、獲っていない自分がいないので比べようがないです……」

──ご自身の実績に関し、満足のいく選手生活を送ることができたという思いはありますか。

「選手として悔いはあります。悔いはいくらでもあります。プロレスが最強だと思って見ていましたから。プロレスがイコール最強だから、最強になる予定だったんです。今でいえば、分かりやすいチャンピオン、UFCになるのかもしれないですけど。その時は僕のなかではパンクラスのチャンピオンでした。分かりやすく、誰とやっても勝つ最強の選手。それがパンクラスのプロレスラーという風になる予定だったのですが、それができなかった。そうなれずに終わったことに悔いはありますね」

──パンクラスで色々な人と出会いがあったと思います。パンクラスや仲間に対する想いをきかせてください。

「パンクラスへの愛は全く変わっていません。僕はパンクラスを愛しています。それは入団する前のファンの時からも、入団してからも……。何のために戦うかといえば、パンクラスの名前を挙げるために戦う。で、僕は勝った。チャンピオンになった。僕は何の選手だ? 僕はパンクラスの選手だ。パンクラスismの選手だと。そのために戦っていたので、そのパンクラスは何だったかと言われれば、プロレス団体パンクラス、プロレスラーなんだよという風に……、そうですね。ハイ」

──そのパンクラスを離れ、違う道を往くということですが、何が今後について具体的な予定はありますか。

「話をしてもらっていることはありますが、まだ今はこっちで仕事も残っていますので、P’sラボ……アマチュア部門の指導をしっかりとやってから、また新しい人生を歩むことになります」

──ありきたりですが、一番思い出に残っている試合は?

「一番がどれというのはでてこないです。これだから、この試合は思い入れがあるというのはありますが、一つを選べといわれると色々とありすぎて、なかなか難しいです」

──昨年8月にナラントンガラグ戦に勝っていても、同じような結論になっていたでしょうか。

「一応、チャンピオンでいる限りはやろうと思っていました。チャンピオンという責任がありますから。チャンピオンである限り、やり続けよう。それはOFCでベルトを獲った時に思ったことです。OFCに出てブッ飛ばされてダメだったら引退しようと思っていましたけど、チャンピオンでいれば──それはOFCのモノなので、簡単にやめるのは失礼です。そこはもう、気持ちを込めてしっかりと準備をして戦うつもりはありました」

──パンクラスismの選手が減ってしまったことに影響を受けたということはありますか。

「う~ん、それもあったかもしれないですね。やっぱりここを守っていかないといけないという時期ももちろんありましたし。ブワっと抜けた時とは、それは感じましたね。だからまぁ選手としての悔い、ここでやってきての悔いは選手として最強になれなかった悔いもありますけど、下を育てなかったという悔いが同じぐらいあります。僕らの世代を鈴木(みのる)さんは育ててくれたのに、僕らは結局下を残せなかったので、そこは悔いの残るところではあります」

【酒井正和パンクラス代表の大石への言葉】
「近代MMAおいて、パンクラス所属選手が初めて海外のベルトを獲った時、今まで試行錯誤をしてきた大石選手の最終進化形だと思いました。またパンクラス・フェザー級に戻って進化した大石選手の姿を見せてくれるものだと思っていました。突然の引退は残念です。お疲れ様でした」

■ Pancrase264 対戦カード

<ウェルター級/3分3R>
マンモス谷部(日本)
川和真(日本)

<ライト級/3分3R>
林源平(日本)
小林裕(日本)

<フェザー級/3分3R>
近藤孝太(日本)
河村康博(日本)

<バンタム級/3分3R>
合島大樹(日本)
井関遼(日本)

<KOPフェザー級選手権試合/5分3R>
タクミ(日本)
ナム・ファン(米国)

<フェザー級 5分3R>
稲葉聡(日本)
ウィル・チョープ(米国)

<フェザー級 5分3R>
ガイ・デルモ(米国)
田村彰敏(日本)

<バンタム級/3分3R>
才賀紀左衛門(日本)
亮AKB(日本)

<ライトフライ級(-52.2kg)王者決定T/5分3R>
阿部博之(日本)
江泉卓哉(日本)

<ライトフライ級(-52.2kg)王者決定T/5分3R>
宇都木正和(日本)
松永義弘(日本)

<フライ級/3分3R>
下川雄生(日本)
神部建斗(日本)

<バンタム級/3分3R>
齊藤曜(日本)
コンボイ升水(日本)

<バンタム級/3分3R>
なおKING(日本)
藤井伸樹(日本)

<ライト級/3分3R>
長岡弘樹(日本)
網潤太郎(日本)

<ミドル級/3分3R>
一慶(日本)
KEI山宮(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
清水俊一(日本)
小宮稔大(日本)

<フェザー級/3分3R>
ユータ&ロック(日本)
中原由貴(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
カツオ(日本)
仙三(日本)

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