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【UFC MACAO】手塚基伸「タイミングが合った。これが運命やと」

Tezuka

【写真】急なUFC参戦も、全てが巡り合わせだった手塚基伸。オクタゴンで結果を残すのみ (C)SUSUMU NAGAO

10日(土・現地時間)に開催されるUFC MACAO=UFC on FUEL TV06。日本人5人が出場する今大会、試合まで10日という状況でオファーを受け、オクタゴン初陣を迎える手塚基伸。

運命のアレックス・カサレス戦前の心境を尋ねた。

――急遽、出場が決まった手塚選手です。

「正直な話、オファーを受けたのが先週の木曜日で、金曜日に決定したような感じでした。準備期間というのは、全くなかったんですけど、石渡(伸太郎)戦が1カ月後に行われることになっていたので、ジェフ・カーランのところに練習しに行っていたんです。

それがなければ、パスポートも取っていなかったですし、運が良かったです」

――体重の方は問題なかったですか。

「普段から多くても68キロぐらいなので、いつオファーがあっても大丈夫といえば大丈夫にしています」

――パンクラスのタイトル戦が決まっていたなかで、UFCからのオファー。その時はどんな風に思いましたか。

「チャンスだとは思いました。全てがここに繋がった気がして、勝負を掛けたいと思いました。ジェフ・カーランのところに行っていないと、このオファーも受けられなかったですし、これが運命やったんかなって」

――対戦相手のアレックス・カサレスという選手について、オファー以前にレーダーに引っかかっているファイターだったのでしょうか。

「全然、知らなかったですね。UFC自体をあまり知らない状態だったので、ピンとくることもなかったんです。そこから映像を少しは見たのですが、この期間ですし、見たところでしょうがないかなって。

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身長が高くて、寝技になると三角絞めとかキャッチ能力もあるし、リーチが長いことも警戒しないとはいけないです。でも、自分のやるべきことをやるほうが大切だと思っています」

――三島☆ド根性ノ助代表のリベンジという気持ちは?

「そうですねぇ(笑)。UFCはゆくゆくは出たいという感じでしかなかったので。日本でタイトルを獲って、何回か防衛をしたら日本大会とかから出られるかなぁって。このタイミングできたので、まだ実感もそれほどないです。回りが口にするほどUFCだからっていう風には思えなくて、いつもの試合の延長だと思っています。

今までも全試合、命を懸けて、しっかりと作って戦ってきたので。同じように命を懸けて戦う試合の一つです。こんな立派なホテルに泊まったことはないですけどね(笑)」

――しっかりと調整して出場したかったという想いは?

「いえ、タイミング的に合ったから、こういう風になったと思うので、これで良かったんだと思います。これが運命やったと思うし、何があろうがマイナスにならない。UFCで起ったことを全て受け入れます」

――それにしても石渡戦に向けて、ジェフ・カーランのところで練習してきたことが、UFCで戦うことで生きてきそうですね。

「石渡選手は、米国で変わったということを言っていたので、その対策ということは頭にありました。パット・カーランと結構、練習してボコられたんですよ。強かったです。何が強いかというと、トータルで全部が強い。パットが一番強かったですね。

パットと練習したことで、外国人選手の圧力も経験できたし、彼らとの練習が凄く生きてくると思っています。金網での練習や、16オンスのグローブをつけてのMMA練習も、どんどん対応できるようになっていたので」

――ケージでの試合は、ケージフォースでの中原太陽戦以来ですか。

「あの時はウォーミングアップの方が長いくらいで、思い出したくない試合です(笑)。ほとんど、今回が初めてのケージの試合だという感覚でいます。自然体で自分の動きをしたいです。変に考えて戦うよりも、普通に戦おうと。

この急な出場でも、応援しに来てくれる人もいますし。頑張りたい。とにかく今回を切り抜けて、次も呼ばれるようにして、その間も強くなっていかないといけないです」

■UFC MACAO「Franklin vs Le」対戦カード

<ミドル級/5分5R>
リッチ・フランクリン(米国)
カン・リー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
スタニラフ・ネドコフ(ブルガリア)
チアゴ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
キム・ドンヒョン(韓国)

<ライト級/5分3R>
五味隆典(日本)
マック・ダンジグ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョン・タック(米国)
ジャン・ティエチュエン(中国)

<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥(日本)
ジェフ・ホウグランド(米国)

<バンタム級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
手塚基伸(日本)

<フライ級/5分3R>
漆谷康宏(日本)
ジョン・リネケル(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
トム・デブラス(米国)

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