この星の格闘技を追いかける

【on this day in】1月22日──2005年

01 22  05【写真】10年前、アリスターはスウェーデンで開催されたサブミッション・レスリングの大会で、懸命に汗を流し99キロ級で優勝。3試合ともギロチンでタップを奪っている(C)MMAPLANET

ADCC EUROPEAN Trial
@スウェーデン・ストックホルム、フライシュセット
「サブミッション・グラップリングとは謳っていないが、Metamorisも新興Polarisもノーギの試合が盛んに組まれている。そして、ノーギで戦うのは何もMMAファイターだけでなく、柔術家同士でもノーギの試合は組まれる。柔術家やノーギ系柔術家、そしてMMAファイターがグラップリング・ルールの下で戦う試合形式を世界に広めたのは、アブダビコンバット・クラブであることは間違いない。2年に1度のサブミッション・レスリング世界大会に向け、ブラジル、北米、豪州、アジア、そして欧州予選が行われるようになり、急激にこの手のスタイルの競技会は世界に根付いていった。この日より2年前にフィンランドで行われた欧州予選ではそのフィンランド、ノルウェーとスウェーデンという北欧勢が出場選手の大半を占めていた。対して同大会には前回大会の英国、オランダ、ポーランド勢だけでなく、フランス、クロアチア、スペイン、イタリア、セルビアと西欧全域&バルカン諸国から選手が集まった。当然、その背景にはMMAと柔術の拡散がある。同時に写真にあるアリスターこそ優勝しているが、ヨアキム・ハンセンが初戦(※相手はあのカマル・シャロルス)で敗退するなど、MMAファイターが純粋グラップラーの後塵を拝するようになっていた。スコア方式はIBJJFのポイント換算と差異のあることを強調しつつも、その技術体系はほぼ柔術のアブダビコンバット。間違ってもテイクダウンされた人間が、立ち上がって胸を合わせ離れると、1Pが入るなんてことはない。ADCCが開催するサブミッション・レスリング世界大会は、当時も今も紛れもなくノーギ柔術のトーナメントだ」

on this day in──記者生活20年を終えようという当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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