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【Affliction】ヒョードルが一撃でKO、元UFC王者を撃破!

Fedor(C)GONG KAKUTOGI■第10試合WAMMAヘビー級選手権試合/5分5R
[王者]エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
Def.1R3分14秒/TKO
[挑戦者]アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)

【写真】パンチ、前蹴りに苦戦を強いられた皇帝ヒョードルだが、一発で勝利を手にした (C)GONG KAKUTOGI

1月24日(土・現地時間)、米国カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターでは、昨年7月に旗揚げ興業を行ったAfflictionの2度目の大会『Day of Reckoning』が開催された。そのメインイベント、一番の大歓声で迎えられたヒョードルは、リングに入ると右腕を掲げて場内の歓声に応える。

身長では、ヒョードルより頭一つ高いオルロフスキー。オーソドックスで向かい合った両者だったが、序盤はオルロフスキーの右フックが早くもヒョードルの頬にヒット。少なからずバランスを崩したかのようにみえたヒョードルだったが、すぐさま左ジャブを伸ばしていく。


オルロフスキーは左ローから、互いの拳が交錯すると右のローを2発。負けじと、ヒョードルは左ボディからワンツー。だが、距離をとったオルロフスキーには届かない。

そのまま組み合うと、オルロフスキーの腹部にヒザ蹴りを入れていくヒョードル。差し合いになるや、オルロフスキーは押し倒すようにテイクダウンを狙ったが、ヒョードルが踏ん張りコーナーへ。細かいヒザ蹴りを出し合ったところでブレイクが掛かる。

リスタートでは、オルロフスキーのワンツーがヒョードルの顔面をかすめていく。すると、後退したヒョードルに、オルロフスキーは左の前蹴り。この一撃で、ヒョードルはコーナーまで吹き飛ばされるも、ここで勝負を賭けたオルロフスキーが飛びヒザ蹴りで飛び込もうとした瞬間、ヒョードルがカウンターの右フック一閃。オルロフスキーを叩き落すように迎撃し、この一撃で見事なKO勝ち。

時間にして3分14秒、一時は劣勢を感じさせるシーンもあったが、終わってみればヒョードルがその強さを満天下にアピールする結果となった。

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