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【Glory04】GLORY解説者・武蔵インタビュー(02)

Musahi & Legend three

【写真】9月20日に行われた記者会見でかつてのライバルと席を同じくした武蔵。日本人ヘビー級キックボクサーで彼以上の経験の持ち主はいない (C) WORLDKICKs

12月2日(日)、幕張メッセで開催される「GLORY 4 TOKYO」。約2年ぶりにヘビー級世界のトップキックボクサーが集まるビッグイベントを友好大使として盛り上げる武蔵。現在は、タレント活動をしている彼が、2分×2R、16人参加トーナメントを勝ち抜く秘訣を語る。

『世界のトップキックボクサーの90パーセントと契約した』と豪語するGlory Sports Internationalと日本大会を共催するG-Entertainmentの提供による、GLORYインタビュー=武蔵編パート2。

<武蔵インタビュー・パート1はコチラ

――日本大会が12月2日に開催されますが、何を期待していますか。

「一体、どんなイベントになるのか、今から楽しみですよ。日本で初めての大会ですけど、レジェンドファイターが揃っていますし、才能のある若いファイターが続々と出てきていますからね。歴史に残る大会になると思います」

――16名参加のワンデートーナメント「ヘビー級GLAND SLAMトーナメント」が開催されます。かなり過酷なトーナメントになりそうです。

「昔、K-1ジャパンで、16名参加のワンデイトーナメントがありました。これは、キツかったですね。4試合を戦うのは、かなり厳しいです。集中力が抜けないまま、何時間おるねんって話ですよ。当然ですけど、相手は、その度に替わるわけですし、1試合終わったらすぐに準備ですからね。3回でもキツイですよ。そういう経験を積んでいたから、精神的には強くなることができました」

――シュルト選手は、このシステムを苦笑いしていました。

「らしいですね(笑)。これが世界バージョンになるわけだから、凄いことになりそうです」

――戦い方に影響はあるのでしょうか。

「顔面有りの空手のトーナメントのようになるでしょうね。今のIt’s Showtimeもそうでしたけど、前に出てガードを固めたままガンガン殴り合っていますよね。あれを日本人選手が海外の選手を相手にやったら、壊れてしまいますよ」

――フィジカル勝負になるわけですね。

「昔、ロイド・ヴァンダムっていう黒人の選手がおったんですよ」

――いましたね。オランダの名門チャクリキ道場に所属していた、体が頑丈でローキックが強かった選手です。

「あの選手は強かったんですけど、特に体が頑丈な部分が目立ってました(笑)。どんだけローキックが強いんやろうと思っていたら、なかなか、相手を倒せんかった。ラウンドが長ければ、きっと強かったんやろうけど、時間が短いとローキック一本は厳しいね」

――このルールだと蹴りの選手は厳しいですか。

「日本人らしい戦いをしないと、勝つのは難しいかもしれないですね」

――例えば、武蔵さんだったら、どうやって戦いますか。

「打ち合いませんよ(笑)。自分だったら、足を使いますね。攻撃を外してから返します。ヘビー級の場合はガードを固めているだけだと、それごと吹っ飛ばされますから危険ですよ」

――足を使うと、消極的に見える可能性もありますから不利ですね。

「ただ逃げていたら勝てませんけど、的確に返せば、そんなことはありません。それにガードブロックというのは、これ以上避けられない時にする技術なんです。理想は、相手の攻撃をかわして、自分の攻撃を当てることです。

フィジカルで負けている選手が、ガードを固めて打ち返していたら、すぐに倒されちゃいますよ。ガードブロックは視界を狭くしますし、パワーのある選手は目の前にターゲットがいるわけですから、力で吹っ飛ばすことができます」

(この項続く)

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