この星の格闘技を追いかける

【on this day in】12月23日──2003年

12 23 03【写真】この写真を撮った時、『大人になったなぁ』と素直に想ったものだけど、今の漢っぷりの凄まじさと比べるとティーンエイジャーみたいだ(C)MMAPLANET

Caol Uno interview
@東京都文京区、和術慧舟會東京本部
「2度に渡る佐藤ルミナ戦、BJ・ペンとも2度戦った。修羅場といえる戦いを経て、すでにMMAを21試合も戦っていたというのに、この写真の宇野薫は本当に若い。表現方法として正しいかどうか分からないが、青くて鼻っ柱が強い──という印象すら持つことができる。第一次UFC出場を終え3年振りにプロ修斗公式戦に出場することを因縁のNKホールのリングで宣言してから9日後、修斗NEWS用に今は無き和術慧舟會東京本部で宇野のインタビューを行った。今も昔も話し下手。加えて、このときまで彼には周囲に気を遣い過ぎて、ホントの言葉が聞かれないという印象を持っていた。一気に注目度が上がり、自らの言葉の意図を理解してもらえない経験をしたことで、宇野は自分の言葉を慎重に選択するようになっていた。そんな彼がランキング制を敷く修斗への復帰戦で世界王者シャオリンとの対戦を希望したことが話題になった時、『他のランカーの選手にUFCで7戦やってみてくださいって感じです』と言い放った。周囲にどう思われようが構わない、ただ強さを追及する貪欲さが伝わって来た。いわば本音を口にした理由を宇野は『もう、それほど数がこなせないから』と語った。あれから11年、宇野は試合数を29も増やしている。何よりも凄い、いや素晴らしいのは、あの時以上に強くなることを渇望しており、実際に強くなり続けていることが試合から分かること、だ。3度目のUFCを目指す、その頑固なまでの気概と日々の鍛練は日本MMA界の財産となっている」

on this day in──記者生活20年を終えようという当サイト主管・髙島学がいわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

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