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【OFC23】地元でこれ以上ない厳しい試合に臨むチーム・ラカイ勢=フォラヤン&バナリオ

Folayang & Banario【写真】フォラヤンとバナリオ、チーム・ラカイ勢にとって厳しい対戦相手が用意された母国大会だ(C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで、開催されるOFC23「WARRIOR’S WAY」。ビビアーノ・フェルナンデスの持つOFC世界バンタム級王座に韓国のキム・デファンが挑戦するメインを始め、ブランドン・ベラとホジャー・グレイシーの同イベント初陣も組まれている。

マニラ大会らしい豪華カードのなかで注目したいのが、エドゥアルド・フォラヤンとホノリオ・バナリオのチーム・ラカイ勢の試合だ。ヴィンセント・ラトゥール、そして朴光哲を破り連勝中のフォラヤンは5大会連続でマニラ大会の出場となるフィリピンのエースだ。URCCのローウェン・タイナネス戦、そしてキャメル・シャロルス戦で敗れたものの、徐々にテイクダウンが軸の現代MMAのなかで、彼特有の散打ストライキングをケージのなかで見せられるようになってきた。

3連勝が掛かった今大会でOFCが用意した相手はロシアのティモフィ・ナシューヒン。10月のKL大会でロブ・リシタをハイからのパウンドで破ったウクライナのマラット・ガフロフ、そして11月のシンガポール大会ではレアンドロ・アタイジを僅か17秒で破りOFC世界ミドル級王座に就いたカザフスタンのイゴール・シヴィリと、OFCでは新規契約の旧ソ連勢が大きなインパクトを残している。ロシアのナシューヒンはMMA戦績7勝1敗で3つのKOと4つの一本勝ちという、フィニッシュ率100パーセントのフィニッシャー。強烈なフックだけでなく、三角絞めを得意とするなど、フォラヤンとしては極めという部分を意識して戦う必要がある。現RFCライト級王者のクォン・アソルやフェリペ・エノモト、そして朴に打ち勝っているフォラヤンだが、今回ばかりは大振りになりがちな打撃戦において、しっかりと前蹴りやサイドキックで自分の距離を掴んでから、コンパクトで強烈な左フックを入れたいところだ。

フォラヤンの同門で元OFC世界フェザー級王者ホノリオ・バナリオは、イヴォルブ所属のエウベウ・バーンズを迎え撃つ。8月のドバイ大会では日本の田中半蔵を破り、キャリア4連勝としたドゥリーニョ弟に対し、バナリオは大石幸史(×2)、ジャダンバ・ナラントンガラグと現在3連敗中だ。元世界王者の肩書を持つバナリオ越えを果たしたバーンズが、フェザー級タイトル戦線に加わる――そんなOFCの青写真も見られる一戦。ただし、バーンズは田中戦でも打撃を受けて怯むようなシーンも見られただけに、バナリオもテイクダウンから寝技の展開を凌ぎつつスタンドに勝負に出たいところだ。このところイヴォルブのブラジル勢に一時の勢いがなくなりつつあるなか、バーンズはチャトリ会長の期待を一戦に背負ってマニラのケージに足を踏み入れる。

いずれにせよ、岡嵜康悦と対戦するケビン・ベリンゴンも含め、全く花を持たせてもらえる試合ではなく厳しい試合に臨むチーム・ラカイ勢、脱アジア・レベルという点でも大切な試合となってくる。

■ OFC23対戦カード

<ONE FC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者] キム・デファン(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
ブランドン・ベラ(米国)
イゴール・スボラ(ウクライナ)

<ライト級/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ホジャー・グレイシー(ブラジル)
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)

<バンタム級/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
岡嵜康悦(日本)

<フェザー級/5分3R>
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
エウベウ・バーンズ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイク・バトラー(米国)
シルヴェイン・ポター(フランス)

<フライ級/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
レネ・カタラン(フィリピン)

<女子フライ級/5分3R>
アナ・フラトン(米国)
ワラー・アバス(エジプト)

<女子アトム級/5分3R>
ジュジー・ナガオワ(フィリピン)
タロス・サム(カンボジア)

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