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【Interview】モルドバで開催されるKOK71キロT出場、山崎陽一

Yamazaki

【写真】リトアニアのBUSHIDO FCが、モルドバで主催する-71キロ級ワンデー・トーナメントに出場する山崎陽一。優勝候補筆頭のクリスチャン・ドレル、KOKワールドGPライト級トーナメントの常連ポーランド人ファイター=マテウス・コピエフらを相手にどのような戦いをやってのけるか (C) GOODLOSER

29日(土・現地時間)にモルドバの首都キシナウMANEJ スポーツアリーナで開催される「KOK WORLD GP 2012 IN MOLDOVA」。この大会では7カ国選抜8選手による-71キロ級ワンデー・トーナメントが行われ、日本からKrush-70kgで活躍する山崎陽一が出場する。

現在Krushで4戦4勝3KOと勢いに乗る山崎。昨年7月に香港のTHAI FIGHT、今年3月に中国の武林風に出場し、今回が3度目の海外遠征となる。トーナメント一回戦の相手は、昨年モルドバで行われた8人トーナメント=KOKミドル級GP優勝の実績を持つクリスチャン・ドレル。完全アウェーが予想される一戦に挑む山崎に心境を聞いた。
Text by Takumi Nakamura

――今回はモルドバで行われるワンデー・トーナメントへの出場となりました。どういった経緯でオファーがあったのですか?

「自分が出場させてもらっているKrushさん経由でオファーを受けて、OKしたという流れですね。ほぼ即決に近い感じで決めました」

――山崎選手はこの1年で香港のTHAI FIGHT、中国の武林風で試合をされていますが、あまり海外遠征には抵抗がないタイプですか?

「はい。自分はあまり気にしないタイプです。ただどうしても海外で試合をすると、予定されていたスケジュールがずれることが多いんですよ。それで試合までの調整が難しかったりもして、試合はもちろん、そういった経験全てが自分のためになっていると思います」

――今年に入ってKrushでは4戦4勝3KOと好調をキープしています。何が変わったと感じていますか?

「去年のTHAI FIGHT(VSイブラヒム・チアホウ)が初めてのTKO負けで、ダウンしたのも初めてだったんですよ。それ以降は負けなしで来ているので、自分にとってあの試合は大きかったです。また一昨年まではヌアトラニーさん(※現役時代の魔裟斗のタイ人トレーナー)に付きっきりで教えてもらっていたのですが、ヌアさんがジムを離れることになって、去年から大宮司(進)さんに指導してもらうようになったんです。

ヌアさんは気持ちや全力で攻撃することを大事にする指導方法で、大宮司さんは細かいテクニックや自分の短所を修正して長所を伸ばすという教え方なんです。大宮司さんに教えてもらっていることが、少しずつ試合で出せるようになっている実感はあります」

――山崎選手は強打そのもので倒すというよりも、試合を丁寧に組み立てて最終的に倒すという試合運びの巧さが目立ちます。それは意識されているのでしょうか?

「基本の軸となる戦い方を教えてもらった上で、大宮司さんが相手の対策を練ってくれます。だから自分の特徴を生かしつつ、相手の嫌なことをやる。そういう戦い方を教えてもらっています。今までは全力で攻撃して倒すスタイルだったのが、少しずつ変わってきているとは思います」

――一回戦で対戦するドレルは地元モルドバ出身で、昨年、同イベントのトーナメントで優勝した選手です。どんな印象を持っていますか?

「イメージではガンガン来るような選手かなと思っていたんですけど、実際に映像を見たら嫌らしく巧いというか……。スイッチも織り交ぜながら距離を取って戦って、攻める時は攻める、守る時は守る。そういう試合をする選手だなと思いました。だから、僕としては下がらず前に出ていきたいですね」

――完全アウェーでの試合が予想されますが、接戦の判定になると勝つのは難しい。KOもしくはダウンを奪わないと勝てないという認識ですか?

「自分が勝つにはそれしかないと思っています。ダウンを取れずに手数で上回るくらいの差だと、微妙な判定になるのは間違いないので、倒すイメージしか持っていないです」

――ワンデー・トーナメントということでドレル以外で気になる選手、マークしている選手はいますか?

「とりあえず目の前の選手だけですね。去年のTHAI FIGHTの日本代表決定戦で4人制のワンデイトーナメントを経験しているんですけど、あの時は一回戦ですねを怪我して、決勝では全く蹴れなかったんです。ワンデイトーナメントではそういうこともありうるので、可能であればダメージを残さないように早い段階で倒して勝ちたいです」

――-70kgはK-1MAXの階級でもあります。今は他の階級に押されている印象もありましたが、自分がまた70kgを盛り上げたいという気持ちはありますか?

「はい。確かに今は下の階級の方が選手も多くて盛り上がっている感じがあると思います。だから今回のトーナメントのようなチャンスをものにして、ここから70キロをまた一番盛り上がっている階級にしていきたいですね」

■KOK WORLD GP -71キロ級トーナメント出場選手

クリスチャン・ドレル(モルドバ)
マテイ・ビタリ(モルドバ)
ボフダーン・スランチュ(ルーマニア)
ルスラン・クシュニレンコ(ウクライナ)
マテウス・コピエク(ポーランド)
アイヴァン・ダネンベルグ(オランダ)
キム・ドンス(韓国)
山崎陽一(日本)

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