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【RFC09】右クロス→バック→RNC。流れるような動きで久米一本勝ち

Kume vs Kim Chang Hyun

【写真】このダブルレッグダイブを極め切れなかったことを課題とした久米、勝って兜の緒を締める2度目の韓国遠征となった(C)MMAPLANET

<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
久米鷹介(日本)
Def.1R3分27秒by リアネイキドチョーク
キム・チャンヒョン(韓国)

入場ゲートで柔道着を脱いで畳むというパフォーマンスを見せたキム・チャンヒョン=アームバー・キム。先に入場した久米はケージノのなかで大きくジャンプして、待ち受ける。サウスポーで構えてきたキム・チャンヒョンに対し、久米が右ストレートを伸ばす。左ハイに左ハイを返す久米、さらに左ミドルと蹴り技を序盤は多用する。

距離を詰めてパンチから、ダブルレッグに移行した久米が、キム・チャンヒョンを持ち上げバックに回り込もうとするが、アームロックを仕掛けられる。ヒザをついて余った方の右手でパンチを入れながら、ロックがルーズになるのを待つ久米。しっかりとヒジは鋭角に引き寄せていて、まずアームロックを仕掛けられる心配はない。

このまま膠着状態が続くと、レフェリーが試合をブレイクし残り2分10秒で試合はスタンドから再開となった。オーソに構えが戻ったキム・チャンヒョンが、左ジャブをヒットさせる。久米は逆に距離を詰めて、右ストレートに右クロスを打ち込みダウンを奪う。そのままバックに回り込んだ久米に対し、キム・チャンヒョンが観念したようにアッサリとタップ。久米がRFCライト級王座決定トーナメント準決勝進出とともに、8試合連続一本勝ちを果たした。

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