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【ROC42】微妙なラウンドを制し、リベラはバンタム級王座守る

2012.09.15

Rivera

【写真】見事な足払いを見せるなど、タイガー・シュルーマン空手流の動きも見せたバンタム級王者リベラ。1&3Rの判断は難しいところだ (C)KEITH MILLS

<ROCバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者]ジミー・リベラ(米国)
Def.3-0: 30-27, 30-27, 29-28
[挑戦者]ジョエル・ロバーツ(米国)

試合開始直後にサウスポーのロバーツが放った左ローが、王者リベラの急所を直撃して、タイトル戦はいきなり中断してしまう。再開後、右ストレートを伸ばすリベラが続いて右インサイドローを蹴り込む。左ハイを返すチャレンジャー。小さなヘキサゴナル・ケージの中央で打撃戦を繰り広げる。

ロバーツがまず組みついてケージにリベラを押し込むが、すぐに王者は体を入れ替えてヒザを太ももに入れる。リベラは両ワキを差していくが、ロバーツも差し返しテイクダウンを許さない。細かいパンチのニーの応酬が続くと、リベラが距離を取り直し右ローは放つ。

ロバーツは左ハイを蹴るが、ケージに詰まりリベラが左右のフックで前進し再びチャレンジャーを押し込む。2度、ポジションが入れ替わったところで初回が終了のゴングが打ち鳴らされた。

2R、ローからハイを蹴ったロバーツを足払いで倒したリベラが、後方回転した挑戦者のバックを取りパウンドを連打する。頭を抱えながら、ケージ際まで移動したロバーツが立ち上がると、外掛けでテイクダウンを狙うが、ここでもケージに押し込まれてしまう。ギロチンを狙ったロバーツ、首を引抜いたチャンピオンがバックステップで距離を取り直す。

ロバーツは左ハイから前蹴りを放つも、リベラは構わず右ストレートを伸ばす。互いにローで前足を殺しつつ間合いを計る展開は、さながら伝統派空手のような試合に。再びロバーツのローが急所をかすめ、リベラが動きを止めると挑戦者はテイクダウンを狙っていく。

試合の流れを止めるかのようにローを蹴り込んだ王者、これはほとんどインテンショナルだろう。再開後、左ハブから右フックを打ち込んだリベラが、左フックを振るいながら前に出る。左ストレートをロバーツが見せると、リベラはスッと後方に距離を取る。ロバーツがハイキックを着地したところで右前蹴りで、バランスを崩させた王者。

チャレンジャーが立ち上がったところで、右フックをヒットさせる。ロバーツも鋭い左ミドルを蹴り込み、王者の右を牽制する。ここで2回が終り、このラウンドは王者のモノとなった。最終回、左ストレートが交錯し、リベラの右インローがロバーツの右足を捉える。ロバーツのハイは、王者の肩口に当たり直後に組みつかれる。再び試合がケージ際の組み合いに移ると、リベラが挑戦者を押し込む。

ロバーツの小内刈りを堪えた王者だが、ここでケージに押し込まれてしまう。左ワキを差すが、その力を利用されポジションを入れ替えられたロバーツは、ヒザを突き上げるもブロックされる。試合はケージレスリングの攻防が続き、ロバーツがギロチンを狙う。リベラが首を抜いて、4度ほど態勢が入れ替わる。距離を取ろうとした王者を、ケージに押し込むロバーツだったが、またも態勢を入れ替えられてケージに押し込まれてしまう。

残り10秒となり、距離を取った両者がフックを見せたところで試合終了に。2Rは王者リベラの明確なラウンドとなったが、1R&3Rはほぼ差がない。観客席からも「5R必要だ」という声が挙がった選手権試合は、リベラが判定勝ちを収め王座防衛に成功した。

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