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【TPF14】マクドナルド弟、テイクダウンで打撃戦に持ち込めず

2012.09.08

<フェザー級/5分3R>
アート・アルシニエガ(米国)
Def.判定2-1:29-28 ,29-28 ,28-29
ブラッド・マクドナルド(米国)

UFCファイターで元TPFバンタム級王者マイケル・マクドナルドの実弟ブラッドに、大きな声援が集まる。間合いの測り合いのなかで、徐々に距離が近づくとマクドナルドが左フックを繰り出す。ジャブに右から左フックを合せようとしたアルシニエガは、左フックを受けてもパンチを返していく。

左フックから右につなげたいマクドナルドだが、やや前乗りになったところでアルシニエガがテイクダウンを奪う。ガードを取ったマクドナルドはハイガードから腕十字を狙うも、察知したアルシニエガは腕を引抜いて、パウンドを落とす。エルボーを受けながら、クローズドガードに戻したマクドナルドが、ケージを蹴って頭を中に入れる。蹴り上げで距離を取ろうとするマクドナルドだが、スタンドに戻ることができず、パンチを受けないよう下から頭を抱えるシーンが多くなる。

三角絞めもしっかりと対処したアルシニエガに対し、ケージを蹴って後方回転からマクドナルドが立ち上がる。ギロチンを外したマクドナルドは、残り10秒でテイクダウンを狙ったが、これも防がれ初回を落した。

2R、左をヒットさせたマクドナルドは間合いを外しながら、前に出る機会をうかがう。左から右につなげたマクドナルドは、アルシニエガのパンチが届かない距離に移動する。アルシニエガのテイクダウン狙いを潰し、パンチから蹴りを見せるマクドナルド。テイクダウンを切ったことで、リズムを掴んだか前に出るシーンが目立ってくる。

逆に下がるシーンが増えてきたアルシニエガは、残り2分半でダブルレッグへ。尻もちを着いたマクドナルドは、ギロチンも失敗し、再びガードを強いられる。三角狙いを潰されパウンドを受けるマクドナルド、初回と同じような展開に持ち込まれてしった。十字や三角を狙い続けるも、ガードがオープンになった時点でアルシニエガが対処に掛かるので、思ったような攻めに結び付けることができないマクドナルドは、苦し紛れのエルボーを下から放つも、パウンドを受けながら2Rがタイムアップを迎えた。

最終回、マクドナルドは逆転をかけて、左右のフックを振るいながら前に出る。しかし、兄と比較すると体の軸がぶれることが多いマクドナルドは、逆にアルシニエガの左を顔面に受ける。荒いフックで前進しても、アルシニエガのフックで連打に結び付けることができないマクドナルド。下がるアルシニエガにブーイングが起こる。フックを打ちこみ、アルシニエガのバランスを崩したマクドナルドだったが、ここでテイクダウンを許してしまう。

今度はガードを取ることなく、後方回転から立ち上がったマクドナルドは、残り2分でKOを狙う。左右のフック、ヒザ蹴りで強引に打撃戦に持ち込むが、残り90秒でテイクダウンを許してしまう。今度はガードを強いられたマクドナルドは、ケージに押し込まれて立ち上がることができない。このまま試合はタイムアップとなり、観客のブーイングを受けるアルシニエガがスプリットで判定勝ちを収めた。

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