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【TPF14】ユライアの愛弟子フィリ、腕十字で厳しい試合を切り抜ける

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィリ(米国)
Def.2R4分08秒 by 腕十字
リッキー・ウォレス(米国)

チーム・アルファメールの新鋭フィリは、左ジャブから右へつなげる。しかし、肩を開いてフックを打ち込むウォレスのパンチを顔面に受け、動きが止るや、直後に組みついてテイクダウンに成功する。ウォレスがすぐに立ち上がると、吐き出したマウスピースを入れ直した直後に、フィリが右アッパーを打ち込む。

パンチをヒットし、前に出るところでウォレスのフックを受けるフィリは、ここでもテイクダウンでペースを譲らない。すぐに試合はスタンドに戻ると、今度はウォレスがダブルレッグでテイクダウンを奪い返す。フィリは頭を押しながら壁を利用し立ち上がりたいところだが、ウォレスは足を畳んで腰をコントロールし、これを許さない。

足のロックを外して立ち上がったフィリは、前蹴りから左右のストレートを伸ばす。手打ちのパンチが多いフィリだったが、首を固定してボディにヒザを連打する。残り1分を切り、3度目のダブルレッグを決めたフィリは勢いよく右のパウンドを落とす。背中を見せたウォレスのバックを制して、後方からパウンドを連打する。ウェレスは何とか立ち上がるが、フィリの右を受けて再度ダウン。立ち上がったものの、足下がおぼつかないウォレスだったが、タイムに救われた。

2R、左ジャブから右のショート、アッパーを決めたフィリだが、ガードが低くウォレスのパンチも受ける。ダメージが抜き切れていないウォレスは簡単にテイクダウンを許してしまう。潜りから立ち上がったウォレスは逆に組みつくと、シングルレッグからダブルに移行しテイクダウンを奪う。

「動き続けろ」というユライアの指示にも、なかなか体が動かないフィリだったが、スクランブルの攻防のなかでトップを取り、パウンドを落としてからスタンドに戻る。打撃戦を仕掛けると見せかけて、すぐにダブルレッグを決めたフィリは左エルボーでウォレスを削っていく。ワキを差して立ちあがるウォレスに飛びつき三角を仕掛けたフィリは、担がれてパウンドを顔面に受ける。

それでも体を大きく振ってガードから腕十字を仕掛けたフィリが、腹這いになって極めへいく。その途中で左腕が伸びたウォレスは微妙にタップし、レフェリーが試合をストップ。不満げな表情を浮かべたウォレスだったが、試合がストップしていなければフィリが十字をルーズにすることはなかったはずで、的外れな抗議だった。タフな試合を制したフィリは、これで戦績を10勝1敗とした。

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