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【World Master】マスター柔術世界大会に日本から40名近い参加者、早川光由もトーナメント復帰!!

Mitsuyoshi Hayakawa【写真】トーナメント復帰となる早川光由。写真は今から10年3カ月前にサンパウロで行われたプロ柔術Desafio 02に出場した時のものだ(C)MMAPLANET

11月1~2日(土~日・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチにあるロングビーチ・コンベンションセンターで開催される『World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship』。生涯競技に相応しい柔術ならではのマスター&シニア大会には、今年も日本から40名近い柔術家達が参加する。そんな日本人選手の声を交えて、日本勢の動向をお伝えしたい。
Text by Hiroyuki Kato

今年の世界柔術選手権で、女子黒帯ルースター級を制し日本人初黒帯世界王者となった八木沼志保(ネクサセンス)は、階級戦では残念ながら対戦相手がおらず試合不成立に。それでも減量に成功さえすれば戦わずして記録上は優勝したことになるにも関わらず、八木沼は無差別参加も明言している。骨格&パワーが違う重量級ばかりの中で、普段は最軽量のルースター級を主戦場とする八木沼は表彰台に上がれるか、注目だ。
八木沼志保
「今回は無差別級のみとなり、所属道場のネクサセンスだけでなく、階級が上でテクニックもある佐藤瑞穂さん(頂柔術)や小寺桂さん(ドラゴンズデン)にも練習していただいているので、勝って表彰台に上がりたいです。表彰台で大きい選手ばかりの中で、小さな私が上がればカッコいいかな」

男子では全日本選手権黒帯3連覇達成を果たした金古一朗(ポゴナ・クラブジム)が、マスター2黒帯ライトフェザー級にエントリーしている。前回大会は不可解なジャッジでレフリー判定により、準優勝となっている金古。後日、IBJJF側は誤審を認めたが公式結果は覆らず悔しい思いをしている。今大会の同階級出場メンバーでは、金古が実績的にもリードしており、雪辱も兼ねて優勝を期待したい。
金古一朗
「月並みですがベストを尽くして頑張ります。今年こそ、てっぺん取りたいです。気の利いたこと言えたら良いのですが、今は練習と減量の疲れであまり思い浮かばず、このままで(苦笑)」

また、全日本選手権3連覇を成し遂げ、“国内最強柔術家”と呼ばれた中村大輔(GRABAKA柔術クラブ)が黒帯参加人数最多=マスター1フェザー級に挑む。中村は2年前の世界柔術で強豪マリオ・ヘイスに敗れ、「燃え尽きた」と半ば引退状態だった。今回は体重も70キロ以下まで絞り込み、最大激戦区での参戦に燃えている。練習仲間の山田秀之曰く「僕たち若手より練習している」という中村、同カテゴリーには世界最強軍団ATOSの黒帯もいるが、中村が悲願の世界制覇を果たせるか注目だ。
中村大輔
「今の自分の環境で、精一杯頑張るのと試合を楽しめれば、と思っています」

この他、見逃せないのがトライフォース柔術アカデミー総帥・早川光由の実戦復帰だ。技のおもちゃ箱と言われた日本を代表する柔術家が、マスター世代となりどのような柔術を体現してくれるのか、非常に楽しみだ。またストライプルオハナ代表・正田昭治も、昨年黒帯シニア22に続き、今年はシニア3部門で連覇達成に挑む。そんなワールドマスターBJJ、黒帯準決勝・決勝が行われる2日(日・同)の模様はIBJJF.TVで無料中継されることも決まっている。是非、日本から声援を送りたい。

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