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【No-Gi Worlds 2014】軽量級4階級の見どころ。ルースターはテハ独走?! ジョアオはパンの再現なるか

Caio Terra【写真】ADCCと並んで、ノーギ世界一を決める場でカイオ・テハはルースター級の大本命だ(C)SUSUMU NAGAO

10月4&5日(土&日・現地時間)、カリフォルニア州アズサにあるアズサ・パシフィック大学内のフェリックス・イベントセンターにて、IBJJF主催の世界ノーギ柔術選手権が行われる。ADCCと並んでノーギ・グラップリングの最高峰の舞台といえるこの大会、今年も各階級に注目すべき強豪が多数エントリーしている。まずは軽量4階級の見所を紹介したい。

【写真】アンチドーピングの旗手でもあるカイオ(C)SUSUMU NAGAO

【写真】アンチドーピングの旗手でもあるカイオ(C)SUSUMU NAGAO

【ルースター級】
最軽量級には、去年の覇者カイオ・テハ(ブラザ・CTA)がエントリー。ギありにおける宿命のライバルのブルーノ・マルファシーニは今年も不在、そのマルファシーニに今年の世界柔術で肉迫したジョアオ・ミヤオは今大会ではライトフェザーで出場とあって、揺るぎなき優勝候補筆頭と見ていいだろう。昨年末の今大会を制しただけでなく、柔術EXPOにおいてもナム・ファンとノーギマッチを行い、秘技バハトプラッタで一蹴した帝王テハが、今回はどんな技術を見せてくれるか注目だ。

【写真】道着世界2位として、ノーギ・ワールドに臨むジョアオ(C)MMAPLANET

【写真】道着世界2位として、ノーギ・ワールドに臨むジョアオ(C)MMAPLANET

【ライトフェザー級】
最注目は、ミヤオ兄弟の弟ジョアオ(シセロ・コスタ)だ。今年の世界柔術に黒帯として初参戦し、テハと並んで最軽量級を長年支配する君ブルーノ・マルファシーニと紙一重の接戦を繰り広げた。昨年10月のADCC大会の67キロ級においても、階級差を感じさせない健闘で4位入賞をみせた(3位決定戦のジャスティン・レイダー戦は下から一方的に攻めまくりながらもルールに泣いた)。先日のパンノーギ大会でも優勝を飾ったジョアオは、最近はベリンボロや50/50といった下からの攻撃だけでなく、上からのパスや極めの強さも見せている。今大会はどのような進化を見せてくれるだろうか。対抗馬は、昨年ルースター級準優勝のファビオ・パッソス(アリアンシ)、昨年この階級3位のジョアオ・ホドリゲス(チェッキマット)あたりか。

【写真】現時点ではビッグネームの参加はないフェザー級、日本から岩崎が出場する(C)MMAPLANET

【写真】現時点ではビッグネームの参加はないフェザー級、日本から岩崎が出場する(C)MMAPLANET

【フェザー級】
現時点ではハファ・メンデスやコブリーニャことフーベン・シャーレス等の超強豪のエントリーこそ見られないこの階級だが、ベテランのエスキジートことカーロス・ホランダ(チェッキマット)、先日のパンノーギではワンツーフィニッシュを見せたサミール・シャントレ&オズワルド・”モイジーニョ”・ホノリオのカイオ・テハ勢、そして米国軽量級モダン柔術の旗手ジャンニ・グリッポ(アリアンシ)ら有名選手が参戦する激戦区となっている。そこに勇躍日本から参戦するのが、岩崎正寛(カルペディウム)だ。今年の世界柔術では初戦突破を成し遂げた岩崎。必殺のハーフガードからのスイープに加え、最近はフィジカルとレスリング力の向上に励んでいる日本の若き黒帯には、世界の強豪相手に持てる力を存分にぶつけてもらいたいところだ。

【写真】トノンは8月のメタモリスで、キット・デイルをギロチンで一蹴(C)METAMORIS

【写真】トノンは8月のメタモリスで、キット・デイルをギロチンで一蹴(C)METAMORIS

【ライト級】
ライト階級でぜひ注目したいのは、昨年のADCC大会でクロン・グレイシーと対戦し、回転形の動きからバックを奪取、(セコンドの父ヒクソンですら諦めかけるほどの)窮地にクロンを追い込んだことで世界に名を轟かせたゲイリー・トノン(グレイシー・エリート・チーム)だ。その後も重量級若手強豪のジェームズ・プロポロにヒールを、メタモリスでキット・デイルをギロチンで仕留める等、極めの強さも抜群のものを見せている。しかし、そのトノンを先日のパンノーギ大会で倒したホドリゴ・フレイタス(グレイシー・バッハ)もこの階級にエントリー。今回もこの二人の決勝戦が見られるだろうか。さらにここには、フレイタスのチームメイトにして、強力なレスリングベースで上位入賞を繰り返すAJ・アガザーム(グレイシー・バッハ)も参戦する。昨年のアメリカン・ナショナルズのこの階級では、ギ、ノーギの双方でフレイタスとアガザームのバッハ・コンビがワンツーフィニッシュを決めており、今大会でもぜひその再現を狙いたいところだ。
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