この星の格闘技を追いかける

【Legacy FC35】米国柔術界の雄ラファエル・ロバトJrが、MMAデビュー

Rafael Lovato Jr【写真】今年の世界柔術ではヘビー級で3位だったラファエル・ロバトJr。意外、それだけに注目度の高いMMA初陣だ (C)MMAPLANET

26日(金・現地時間)、RFA、同日イベント開催のTitan FC、TPFらと並びメジャーに多くの選手を輩出しているLegacy FCの35度目のイベントが、オクラホマ州タルサのハードロック・カジノで行われる。

メインは5月のLegacy FC29で元UFCファイターのポール・ブエンテーロを破り、LFCライトヘビー級王者となったマイラン・デニスが、初めて米国に進出するBTT所属のレオナルド・レイチの挑戦を受けるライトヘビー級選手権試合がマッチアップされている。メインカードにもタルサ、あるいはオクラホマ州在住のファイターが目立つローカルショーだが、その御当地ファイターのなかにラファエル・ロバトJrが名前を見つけることができる。

ロバトJrは2007年ワールド柔術黒帯ウルトラヘビー級優勝、以来階級を落して2008年は準優勝、そして09年から今年まで6年連続銅メダル獲得している強豪柔術家だ。またノーギ・ワールドでは過去4年で2位が1度、優勝が3度と米国人で最も結果を残しているブラジリアン柔術家といえる。07年から世界大会がカリフォルニアで開催されるようになり、ブラジルから数多くの強豪柔術家が米国へ移り住んだ。彼らの指導を受けたことで近年は茶帯から黒帯でも若い米国人の活躍が目立つようになったが、31歳のロバトJrはそんな世代とは違い、自らがブラジルに足を運ぶ力をつけた。ホイラー・グレイシーのグレイシー・ウマイタ系、サウロ&シャンジのヒベイロ兄弟の下で柔術を学び、そのサウロから黒帯を受けている。

現在はオクラホマシティにロバトズ・スクール・オブ・ブラジリアン柔術を開き、今回がMMA初挑戦となる。対戦相手のカナーン・グリグスビーはキャリア4勝1敗、右アッパーや右フックを得意とし、ヒザとパンチでのKO勝ちが2度ある。一方、ロバトJrの打撃は全くもって未知数だ。柔術、ノーギともバックからRNCやトップでは頭を跨いでのキムラ、ノーギではフロント系チョークも得意としている。ただし、テイクダウンに強いという印象はさほどない。草刈やシザースチョークなど基本的なリバーサルでトップを取るイメージの方が強い。

MMAにおいて、引き込みは絶対悪ではない。ただし、判定負けしないためにも即リバーサルを決めトップを取るか、サブミッションを極める必要がある。打撃があるなかで、決して簡単ではないが、米国柔術界を引っ張ってきたロバトJrが、どのようなMMAを見せるのか、上位カードよりも楽しみでならない。

■ Legacy FC35対戦カード

<Legacy FCライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] マイラン・デニス(米国)
[挑戦者] レオナルド・レイチ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
リヴァイ・エイブリ(米国)
アンドリュー・トッドハンター(米国)

<ウェルター級/5分3R>
エド・クライン(米国)
ノーラン・ノーウッド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
デリック・クランツ(米国)
ダニエル・ロバーツ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェシー・チャフィン(米国)
ジェームス・ウォーレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ラファエル・ロバトJr(米国)
カナーン・グリグスビー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・レイダー(米国)
ヘクター・アルティーガ(米国)

<フライ級/5分3R>
コディー・フラー(米国)
ミカ・ストックトン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ニッキ・クヌセン(米国)
エリン・マクドゥーガル(カナダ)

PR
PR

関連記事

Tokyo Int JJC

Movie