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【Legacy FC34】セフードの代役13勝0敗のソーサとの消耗戦制したホールが、UFC行きをアピール!!

<フライ級/5分3R>
ブライアン・ホール(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27, 29-28
ペドロ・ソーサ(ブラジル)

結果的にUFCデビュー戦を欠場となったヘンリー・セフードと対戦予定だったブライアン・ホールは、代役13勝0敗のペドロ・ソーサと対戦。遠い距離から左ハイを放つソーサ、続いてスピニングバックキックを繰り出すも当たりは浅い。USAコールのなか、ホールはカウンター狙いかソーサの動きに合わせたパンチが目立つ。スイッチから左ローを見せたホールは、オーソに戻すと蹴りをブロックし、左を伸ばす。手数で優るソーサだったが、右フックを受けて後方に倒れる。ホールのパウンドに腕十字、これを防がれるとソーサはクローズドガードを取り、右のパウンドを受ける。

ケージを蹴って、頭をケージ中央に向けヒザ十字から、潜ったソーサが立ち上る。ソーサは左ヒザをボディに2発入れて距離を取り直す。動きが落ちたようにも見えるソーサに対し、ホールは左フックで飛び込み、右アッパーをヒットする。ソーサの粗い右フックを受けたホールは、打ち合いのなかで右を被弾し、バランスを崩す。すぐに立ち上がったホール、両者ともかなり体力を消耗した初回となった。

2R、左から右を伸ばすホール。飛び込んだソーサが右フックを打ちこむ。ソーサは前蹴りから右ストレートをヒット、ホールは続く左フックにダブルレッグを合せてテイクダウンに成功する。足をさばいて鉄槌を落すホール。ソーサは再び足関節からスイープ、スタンドに戻る。ソーサは肩で息をし、大振りの右を振るうも空振りに。一方、ホールも明らかに手数が少なくなっている。と、距離が縮まると再び乱打戦へ。ホールが右をヒットするも、右ミドルを受けてケージに詰まる。両者、打撃、組みともに体の軸を失った消耗戦でホールがトップを奪う。鉄槌から右エルボーをホールが落とし、トップをキープしてラウンドを戦い切った。

3R、ホールは蹴り足を掴んでパンチ、組み合いから離れたソーサが右から右ヒザで前に出る。ホールの左フックに前蹴りを蹴り込んだソーサは、右ストレートをヒット。腰が落ちたホールが、ヘッドムーブで続くパンチをよけるも、テイクダウン狙いは失敗。再びケージ際でソーサのパンチを受ける。ソーサは右ハイから、右ボディストレート、さらに右ストレートを打ち込む。ソーサはここでシングルレッグを狙うもがぶられ引き込む。スイープも失敗したソーサは勿体ないガードの展開に。体を預けながら左のパンチを繰り出すホールだが、もはや勢いはない。ソーサも腕十字を狙いヒップエスケープを繰り返すも、切れがなく押し込まれた状態が続く。

バタフライガードからもスイープに失敗したソーサは、背中を預けて立ち上がる。足のフックなしでRNCを狙ったホールだが、ソーサが胸を合わせたトップを取ったところで試合はタイムアップに。結果は3-0でホールが勝利。接戦を制したという問いに「30-27だ。接戦じゃない」とインタビュアーのパット・ミレティッチに噛みついたホールは、UFCに契約を結ぶようアピールした。

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