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【UFC92】長南と戦うブラックバーン・インタビュー

2008.12.25

(C) MMAPLANET27日(土・現地時間)、ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで行われるUFC92『THE ULTIMATE 2008』。開催までいよいよ僅かとなった本年度、最大級のイベントではメインカードに、世界ライトヘビー級選手権試合と暫定世界ヘビー級選手権試合、ヴァンダレイ・シウバ×ランペイジ・ジャクソン戦が組まれ、プレリミナリーファイトでは日本から岡見勇信と長南亮の二人も参戦。このUFCの2008年掉尾を飾る一大イベントで、長南と対戦するブラッド・ブラックバーンのインタビューをお届けしたい。

【写真】UFC参戦後、長南にとって初めて手の合う相手ともいえるブラッド・ブラックバーン。キャリアは12勝9敗と負け星も多いかが、このところは3連勝中だ (C) MMAPLANET

「殴り合いなら大歓迎さ」
Interview by Manabu Takashima

IFLで活躍していた当時には、ウェルター級王座を争ったジェイ・ヒエロン、デウソン・ペジシュンボの両者を下すなど、そのボクシングの強さには定評のあるブラックバーン。7月のUFCデビュー戦では鋭いフライングニーも披露している彼は、長南戦をどのように捉えているのか。

――IFLからUFC入りし、27日の試合が2戦目となります。

「IFLではジェイ・ヒエロンが持つ世界ウェルター級王座に挑戦することが決まっていたから、活動を停止したことはとても残念だった。ただ、その後ズッファから連絡があり、UFCのような大きなイベントで出られるようになって、とても嬉しく思うよ。次の試合で戦うリョー・チョーナンはずっとビッグショーで戦ってきた経験豊かな選手で、彼のようなトップの一人と戦えることにエキサイトしている」


――IFLが活動停止したときは、将来に不安を感じなかったですか。

「う~ん、IFLは僕の会社ではないし、MMAは個人の戦いで、僕は契約を結んだところで戦っていくことが仕事だ。そして、UFCで戦うという最高の機会を手に入れることができたんだ」

――ブラックバーン選手は、ワシントン州のビクトリー・アスレチックの所属ですよね。それが、なぜエクストリーム・クートゥアーでトレーニングを?

「そう、ビクトリー・アスレチックではデニス・ホールマンと練習している。ワシントン州では、ビクトリー・アスレチック以外にウェストコースト・フィットネスでリース・アンディと、そしてAMCの三カ所で練習しているんだ。マッハ・サクライともトレーニングしたことがあるよ。

エクストリーム・クートゥアーには、出稽古にやってきた。僕のターゲットだったジェイ(ヒエロン)もいるけど、僕らはプロだし、戦う機会があれば100パーセント全力を尽くすだけ。ただし、今、ジェイと戦う話はなく、次の試合に向けて、この環境で戦うことが必要だと思ったからやってきたんだ。こっちで1週間ほど練習して、試合前はワシントン州で調整を積むよ」

――長南選手の印象をもう少し詳しく教えてもらえませんか。

「さっきもいったようにこの階級のトップファイターの一人だよ。ベストを尽くして戦うけど、タフな試合になることは間違いない。チョーナンは体調管理に長けているファイターだと思う。そして、アンデウソン・シウバに勝った試合のように、型にはまったタイプのファイターじゃない。何をしてくるか分からない。ただ、UFCに来てからは少し、アグレッシブさに欠けるようになったかと思う。

日本での彼の試合は、もっとエキサイティングだった。UFCでは勝敗が重視されるからかもしれないけど、エキサイティングな試合をして勝つことが一番だから、僕らの試合はそうなるだろう。ファンは流血とKOを望む、日本のファンのようにスポーティな感性は持ち合わせていないんだ(笑)。そして、僕は殴り合いなら大歓迎さ。チョーナンとの試合は、きっとエキサイティングなものになるよ」

――ところでブラックバーン選手は、ウェルター級のファイターとしてはやや小さい印象をIFL時代に受けたことがあります。

「普段はこれでも185ポンドあるんだ。ただ、また試合前には小さくなるよ(笑)。チョーナンはミドル級から落としてきたファイターだから、きっと僕より大きいだろう。これまでもそういう選手たちと戦ってきた。でも、僕は体脂肪が凄く少ないから、筋肉量では他のウェルター級ファイターには遅れをとっていないと思っている。普段はミドル級の体格があるけど、それでも体脂肪は8パーセントしかない。ここから15ポンドほどおとさないといけない。つまり、オクタゴンに上がった時は筋肉の塊になっているんだ」

■UFC92、全対戦カードは下記の通り

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]フォレスト・グリフィン(米国)
[挑戦者]ラシャド・エヴァンス(米国)

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[暫定王者]アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)
[挑戦者]フランク・ミア(米国)

<ミドル級/5分3R>
CB・ダラウェー(米国)
マイク・マッセンツィオ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)
ランペイジ・ジャクソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
チーク・カンゴ(フランス)
ムスターファ・アルトゥルク(英国)

<ミドル級/5分3R>
岡見勇信(日本)
ディーン・リスター(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アントーニ・ハードンク(オランダ)
マイク・ヴェッセル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マット・ハミル(米国)
リース・アンディ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
長南亮(日本)
ブラッド・ブラックバーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ダン・エバンセン(米国)
パット・バリー(米国)

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