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【It’s Showtime】イルンガが95キロ級世界王座防衛に成功

2012.07.01

<It’s Showtime95キロ級世界選手権試合/3分5R>
ダンヨ・イルンガ(ドイツ)
Def.判定4-1:50-47, 49-48, 49-47, 49-47, 49-48
フィリップ・フェルリンデン(ベルギー)

フェルリンデンのローにフックを合せていくイルンガ。右オーバークロスでフェルリンデンがバランスを崩すシーンも。左ボディフックも決めるイルンガは、右ローから首相撲→右ヒザにつなげる。

と、フェルリンデンのヒザがイルンガのアゴに届き、王者の動きが止る。バランスを崩して立ち上がったイルンガは、フェルリンデンの攻撃をいなし、右を打ち込む。フェルリンデンも左ローから左ハイをブロックの上から思い切り蹴り込んでいく。

2R、フェルリンデンの左やローにパンチを合せるイルンガは、1Rに続き左ボディフックを放っていく。ボディから右ローを入れるイルンガに対し、やや疲れたかフェルリンデンは手数が少ない。イルンガはミドルキックから、パンチにつなげるなど盛り返すことに成功した。

3R、フェルリンデンのローにローを返すイルンガ。フェルリンデンは果敢に左フックを打ち込むが、イルンガの左フックを逆に受け、右ストレートからヒザを受けてしまう。ガードを固めて、耐えるシーンが増えてきたフェルリンデンだが、イルンガの動きが落ちると、左ロー、右ヒザと果敢に攻撃を仕掛ける。

王者も左ジャブから、右ストレート、さらに左フックと手数を弛めない。左フックを受けたフェルリンデンは、ヒザをここでも突き上げたがアゴに届かない。激しい左右、ローの交換が見られた3Rが終了した。

4R、王者のボディ、挑戦者のローが行き交う。イルンガも右ローを蹴り込み、続いて左ボディフックからアッパー、右ストレートとパンチのコンビネーションを見せる。イルンガの右ストレートに、右ボディを合せたフェルリンデンだが、手数は少ない。コーナーの前でガードを固めたフェルリンデンは、右ハイを放つ。ここでマウスピース着用のためブレイクが掛かる。残り30秒互いに打ち合い、試合は最終ラウンドへ。

イルンガの左ローで、フェルリンデンがバランスを崩す。さらにワンツーからヒザと、手数で圧倒し始めるチャンピオン。フェルリンデンも思い切り左を振るい、右ハイから右ストレートでイルンガの動きを止める。バランスを崩すも、立ち上がったイルンガだが、体の軸を失っているような動きに。パンチを打って姿勢が乱れる王者のパンチに、右ハイを蹴りこむフェルリンデン。この後は、足を止め、両者はパンチを打ちあい、試合はタイムアップに。結果、判定4-1でイルンガが王座防衛に成功した。

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