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【UFC】負(傷者)の連鎖……、メインクラスのカード変更続く

2012.06.08

Stann

【写真】FOXカードの目玉カード、ヘクター・ロンバード戦を飛ばすこととなったブライアン・スタン。MMAの試合出場予定ファイターの負傷欠場率は、このスポーツのハードさの表れで、他スポーツや格闘技とは比較してはならないものなのかもしれないが、ビジネスとしては厳しい事態が続く (C) MMAPLANET

5月26日に行われたUFC146で、PPVラインナップが全て変更されるなど、負傷欠場が後を絶たないUFCで、またメインイベントを含む試合カードの変更が発表された。

6日(水・現地時間)、UFCのオフィシャルリリースにより、7月21日(土・同)にカナダのカルガリーで開催されるUFC149でティム・ボーシュと対戦予定だったマイケル・ビスピンが負傷し、欠場。ボーシュは8月4日(土・同)にLAのステイプルセンターでブライアン・スタンとUFCデビュー戦を戦うはずだったヘクター・ロンバードに対戦相手が変更された。ロンバードもまた、スタンの負傷欠場で対戦相手を失っており、同大会のボーシュ戦でオクタゴン初陣を迎えることとなった。

そのUFC FOX04では、UFC149におけるチアゴ・シウバの負傷で、これも対戦相手に空きが生じていたマウリシオ・ショーグンがメインイベンターに昇格、ブランドン・ベラと戦うことも合わせて発表されている。

ベラは7月11日のFUEL04でジェイムス・テフナとの対戦が決まっていたが、テフナの新しい対戦相手は近々発表されることになるとのこと。また、UFC FOX04ではフェザー級マッチのジョシュ・グリスピ×パブロ・ガーザ戦も、ガーザの負傷により、対ハニ・ヤヒーラ戦に変更された。ヤヒーラは昨年8月以来、ほぼ1年振りのUFC参戦となる。

代役出場によりオクタゴンで戦う機会が増えるという皮算用をするファイターも現れる――それほど負傷欠場が続くUFCだ。

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