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【出稽古紀行US】13:水垣偉弥@ASA エドガーのフィジカルを体験

Mizugaki
【写真】待望のフランク・エドガーのコンディショニングを体験した水垣偉弥。日頃のトレーニングの成果が見られた練習だった (C) MMAPLANET

27 日(金・現地時間)、ヘンゾ・グレイシー・アカデミーRGAハルンデルでのノーギ・トレーニングを終えたJMT一行は、すぐにシャワーを済ませ、その足でNJ州をさらに南下し、トムズ・リバーにあるオールスター・スポーツ・アカデミー(ASA)に向かった。

ここはフランク・エドガーが週に3度、ブライアン・ブルーの指導の下、フィジカル・トレーニングを行う施設で、エドガーの紹介により、彼が行う一部のメニューを6人が体験することに。まずはウォーミングアップで体を温め、6種類のエクササイズを30秒+10秒の休憩で2セットこなす。これはエドガーのフットワークを支えている、体幹トレーニングだ。

続いて7種類のエクササイズを同数、さらにチューブを使った瞬発力系の運動、最後はパワー系エクササイズを3種類行い1時間のトレーニングを終えた。普段からコンディショニング・トレに力を入れる水垣偉弥は、ブルーとの練習を最も楽しみにしていた一人で、また日頃の鍛錬の成果をみせ体幹の強さを随所に見せていた。

米国出稽古紀行もラスト・ツー、第13弾は水垣にエドガーが行うコンディショニング・トレーニングについて尋ねた。

――待望のフィジカル・トレーニングを終えて、どのような印象を持ちましたか。

「もともと、スケジュールに入っていなかったんですけど、出来そうな機会があれば……と思っていたので、凄く嬉しかったです。フランク・エドガーが何をやっているのか知りたかったので良い機会になりましたね。

エクササイズは日本でやっていることと、大きな違いはなかったです。ただ、施設が違いますね。あの一箇所でランニングとマシーンのどちらもできる。僕らはウェイトは公共の施設でやって、ラダーなんかは道場に移ってやっているので。移動の必要がないのは羨ましいです。ジャンプをロープで引っ張って荷重を掛けるマシーンは、日本にも欲しいです。

あと週に3回やっているからなんでしょうけど、60分ほどのトレーニングは短く感じました。僕がフィジカルをやるのは、週一で1日そこに費やしているので。練習と練習の合間に、フィジカルを入れているんでしょうね。フランキーは、別の日には違うメニューがあるようですし」

――それにしても、力は技なりを実践する水垣選手は、フィジカルの強さを見せつけていました。

Takeya Mizugaki【写真】伊藤健一を引っ張るようにダッシュした水垣 (C) MMAPLANET

「う~ん、まぁチューブを引っ張ってくれた人が疲れていたっていうのもあると思います(笑)。正直なところ……誰とは言いませんが(笑)、後が弱っていてグワァって前に進めたんじゃないでしょうか。普段やっていることと近いことも多かったので、慣れていたのが大きかったです」

――何かを持ち上げるという動きのなかで、バランスボールやTRXを使ったエクササイズでのバランスの取り方に皆が苦戦しているなか、水垣選手の姿勢が良かったです。

「ボールの練習は、ダンベルをあげたり、腹筋もやっています。あの体を入れ替えるような腹筋は、まさにトレーナーがエドガーの練習を映像で見て取り入れたんです。だから『アッ、本当にやっているんだ』って。チャラい大宮司トレーナーが、実はよく見てくれているんです」

――ノーギのスパーでも、フィジカルで相手の仕掛けを潰しているシーンをよく見ました。

「自分ではフィジカルで潰しているという意識ではないのですが……。まぁ、テクニックで潰しているということでもなく、自然とソレが自分のスタイルになっています。ただ、もっと柔術の練習をしないといけないですね」

――一つ、この出稽古期間で見えてきた部分なのですが、水垣選手のキャラって、こんな明るくて、バカ話が好きなんだって少し驚いています。

「本当ですか……。悪い大人の影響かもしれないです(笑)。今回はエドガーの練習環境という部分で、ボクシング、レスリング、MMA、ノーギに加えコンディショニングまで見られて良かったです。

フランキーは小さな選手で、あれだけ強い。決してフィジカルで押すわけにはいかない状況で、結果を残してきたので、体格面でのディスアドバンテージを跳ね返す戦いをするための練習を一通り見られて、参考になる部分も多かったです。

だから、8月のスケジュールも埋まってきつつあるんで、早く試合が決まって欲しいです」

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