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【Bellator122】好勝負制したゴンザレス、決め手はテイクダウン

2014.07.26

<ウェルター級/5分3R>
フェルナンド・ゴンザレス(米国)
Def.3-0:29-28,29-28,29-28
カール・アモゾー(フランス)

試合はゴンザレスの左ローでスタート。続くハイキックをキャッチした、アモゾーが足払い気味にテイクダウンを奪う。ゴンザレスがすぐに立ち上がると、アモゾーが勢いのある右ミドルを見せる。続いてローを受けたゴンザレスだが、テイクダウン狙いを切り、左ミドルから左フックを返す。スイッチしサウスポーに構えたゴンザレスが右ローを受けながらも、左ボディフックからパンチで反撃を試みる。アモゾーのローをキャッチし、テイクダウンを奪ったゴンザレスは、インサイドから細かいパンチを落す。そのままトップをキープしたいゴンザレスだったが、最後はアモゾーのヒール狙いから両者がスタンドに戻り、初回が終了した。

2R、左ジャブから前に出るアモゾー、ゴンザレスは右ハイをスウェイでかわし、左ストレートを伸ばす。アモゾーも右ハイはブロックされるが、ローを蹴り込む。接近戦でゴンザレスの左を受けたアモゾーだが、すぐに左ジャブから右を振るって前に出る。続いて左右のローを入れたアモゾーの手数が多くなる。組んでもヒザをボディに受けたゴンザレスは、左を伸ばすもののヒザ、右ストレートを被弾する。残り2分を切ってゴンザレスがニータップを狙うが、これを切ったアモゾーがワンツーを入れる。直後のスピングバックフィストは空振りしたアモゾーだが、パンチの打ち合いのなかで右ローをヒット。ゴンザレスも左ボディストレートを決める。このまま2Rのスタンディングバトルはアモゾー優勢のまま終わった。

最終回、立ち上がりからパンチの応酬が見られるなか、アモゾーは蹴り、ゴンザレスはテイクダウンを織り交ぜて戦う。右から左を打ち込んだゴンザレス、さらに右ストレートを入れる。アモゾーは首相撲&ボディへのヒザ、左右のフックを見せるもゴンザレスの左を受けるシーンが増える。それでも前に出るアモゾーがゴンザレスをケージに詰めていく。両者、パンチを放ちながらケージ中央に戻ると、アモゾーが右ロー。ゴンザレスのテイクダウン狙いを切って、パンチからローへ。前に出るのはアモゾーだが、ゴンザレスも左右のパンチをヒットさせる。

気が付けば額をカットしているアモゾーがワンツーから右ロー、左ストレートを返すゴンザレス。残り1分を切り、アモゾーの右ローを掴んだゴンザレスがテイクダウンに成功する。ゴンザレスは足を一本抜いて、しっかりと胸を合わせると、残り10秒で肩パンチから左パウンドを見せ、試合を締めくくった。初回と3Rにテイクダウンを決めたゴンザレスが3-0の判定勝ちを手にした。

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