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【UFN45】好勝負必至セラーニ×ミラーは、木曜午前10時から

Cerrone vs Miller

【写真】ライト級6位のセラーニ、7位のミラーの対決にはオーソ×サウスポー、ヒザ×テイクダウン、リーチやアングルなど勝負の鍵が存在する (C)GONGKAKUTOGI

16日(水・現地時間)、ニュージャージー州アトランティックシティのレベル・カジノでUFC Fight Night45「Cerrone vs Miller」が開催される。西のラスベガスと称され、東部MMAのメッカともいえるアトランティックシティでのイベントだけあって、プレリミからグレイゾン・チバウ×パット・ヒーリー、メインカードでもルカス・マルチンスの登用、セミでエジソン・バルボーサ×エヴァン・ダナム戦が組まれるなど、粒揃いのカードが揃っている。

そんな同大会のメインはライト級実力者対決ドナルド・セラーニ×ジム・ミラー戦だ。UFCファンなら、今さら両者の経歴をこと細かく紐解く必要などなく、過去の活躍を思い出すことができるだろう。ジョー・ローゾンがボーナス獲得回数12度でUFC一とされているが、セラーニはファイト・オブ・ザ・ナイトを3度、現在ではパフォーマンス・オブ・ナイトに統一されたノックアウトとサブミッション・オブ・ザ・ナイトを合計6度受賞している。

加えてファイト・オブ・ザ・ナイトでいえば、WEC時代に5度の獲得歴があり、通算するとローゾンを上回る14度のボーナス獲得数を誇る――MMAでメジャー・シーンでも、最もエキサイティングな試合をしてきた選手といっても過言でない。K-1、キック出身のセラーニは打撃=ボクシング全盛だったオクタゴンで、いち早くから蹴り技&ヒザ蹴りを主武器に戦ってきた。当初はテイクダウン防御に難点があったが、その分ガードワークからの極めという武器を持っていた生粋のフィニッシャーだ。

もちろん、ガードからの仕掛けは極めに至らないとポイント面で不利になる。UFCに移ってからセラーニは弱点を克服、防御の上達だけでなく攻撃として、テイクダウンを駆使できるようになった。同時に被弾しながら戦う名勝負男も、ステップとサークル、そして足技というレーダーも武器に、自分だけが攻撃できる戦いを可能にしている。その根底にあるアグレッシブさを失うことなく、積極的な攻めで自分の戦いを貫くセラーニに外れ試合はない。

対するは御当地ファイターのミラー、13勝3敗NCというレコードは、WEC時代を含めたセラーニの16勝6敗(1NC)に遜色ない。スタイル的にはレスリング・ベースで柔術&ボクシングを使いこなすウェル・ラウンダーのミラー、フィジカル&コンディショニングの面でもライト級トップといえる。セラーニはこれまでベンソン・ヘンダーソン、アンソニー・ペティス、ネイト・ディアズとサウスポーに敗れているものの、上記の3名はリーチも長く、ジャブを使いこなすことができるファイターで、あまり参考にならないか。

ミラーと同じような体型だとデニス・シバーに1Rで勝利しているが、シバーはオーソ、かつストライカーだ。ミラーの狙いは、前足を掴んでのテイクダウン。ただし、セラーニにはカウンターの右ヒザがある。ヒザを受ける覚悟で組んでくることも予想されるミラーに対し、セラーニも倒される覚悟でヒザ蹴りを繰り出すことができるのか。同様にそれ以前の距離でミラーが、組んで倒せる間合いを構築できるか、セラーニが突き放して戦うことができるかも勝負の鍵を握ってくるだろう。

仕掛けに加え、仕掛け以前の距離が非常に大切になってくるライト級ランカー対決はFOXスポーツ&エンターテイメントで7月17日(木)の午前10時からライブ、18日(金)の午後9時、31日(木)の零時には再放送されることが決まっている。

■ UFN45 対戦カード

<ライト級/5分5R>
ドナルド・セラーニ(米国/6位)
ジム・ミラー(米国/7位)

<ライト級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル/13位)
エヴァン・ダナム(米国)

<ウェルター級/5分3R>
リック・ストーリー(米国)
レオナルド・マフラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・サラス(米国)
ジョー・プロクター(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル/7位)
アルプテキン・オズキリッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
アレックス・ホワイト(米国)

<ライト級/5分3R>
グレイゾン・チバウ(ブラジル)
パット・ヒーリー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ジェサミン・デューク(米国/14位)
レスリー・スミス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ウゴ・ヴィアーナ(ブラジル)
アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ライト級/5分3R>
ヨスデニ・セデーニョ(キューバ)
ジェロッド・サンダース(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ(ブラジル)
ティナ・ラーデマキ(フィンランド)

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