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【Strikeforce】立ち技成長のジャカレ、肩固めで復活WIN

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
Def.3R2分43秒 by 肩固め
ブリストル・マルンディ(米国)

サウスポーのマルンディに対し、右を振るいながら前に出るジャカレは、近距離になると首相撲からヒザを突き上げる。オーソに構えたマルンディに、すぐにサウスポーに戻すなど、スイッチを繰り返すジャカレは構わず右ストレートを伸ばし、前蹴りを繰り出す。首相撲から組みついてバックに回ったジャカレは、ケージをつかってバランスをキープする。

両足をフックしたジャカレは、背中に頭突きを入れて、注意を受ける。続いて、後頭部に鉄槌を入れてしまい、ジャカレはコーションを受け、試合はスタンドで再開される。直後に右ストレートでダウンを奪ったジャカレは、ギロチンこそ極まらなかったが、再びバックに回って寝技に持ち込む。背中を預けたまま立ち上がったマルンディは、胸を合わせて逆に腰をコントロールする。


2R、遠い距離から右を振るうマルンディだが、ジャカレはバックステップで距離を取り、頭を振って前に出る。左から右を入れたジャカレは、スピニングバックキックをマルンディの顔面に蹴り込み、ケージ際に蹴り飛ばす。バックについたジャカレは、背中に飛びつくが、マルンディもフックを許さず立ち上がる。

再び打撃の間合いになると、すっかりオーソのみの構えになったマルンディに対し、ジャカレは右のクロスを狙う。右から左を振るい前に出るジャカレ、左ボディフックを効かして、打撃でも優勢に進める。

ジャカレの左ジャブの連打に、マルンディが右を合わせる。前蹴りから距離を詰めたジャカレは、さらに右オーバーフックを打ち込むが、マルンディもパンチを返していく。残り15秒、ジャカレはダブルレッグでテイクダウンを奪い、ヒールフックを仕掛けるなどスコアリングを意識する冷静な試合振りを見せた。

最終回、すぐにシングルと外掛けのコンビネーションでテイクダウンを奪ったジャカレは、インサイドガードから左右のパウンドを落とす。ボトムからエルボーを繰り出すマルンディだが、ジャカレのパウンドの勢いが上回る。

バックに回り込んだジャカレは、ハーフバックからトップに回り肩固めへ。ほどなくマルンディがタップし、1月にミドル級王座を失ったジャカレが復活の一本勝ちを手にした。

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