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【Strikeforce】What a fight !! カフマン×デイビスは天晴

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・カフマン(カナダ)
Def.判定2-0:29-28、29-28、29-29
アレクシス・デイビス(カナダ)

蹴りを織り交ぜて至近距離でパンチを繰り出すデイビスに対し、力で勝るカフマンが右フックで動きを止める。組みついたカフマンは、ケージにデイビスを押し込む。ボディへのヒザ蹴りを見せて、距離を取り直したデイビスだが、カフマンのパンチを受けて流血に追い込まれる。

手数と回転数で勝るカフマン。デイビスの右ハイキックは空を切り、再びケージに押し込まれると、カフマンは右ワキを差して、左でエルボーをいれる。両者が距離を取ると、レフェリーがドクターチェックを要請する。左目を腫らして、大きくカットしているデイビスだが、ドクターは続行を許可する。

再開後、接近戦で打撃戦を行った両者。カフマンが再び組みついて、ケージに押し込んでからエルボーの機会をうかがう。右フックを打ち込んで距離を取ったカフマンに対し、デイビスもスピードに乗ったパンチの連打から、左ハイを見せる。


気が付けば、カフマンも左前頭部から流血。ダーティボクシングから、右エルボーを打ち込んだデイビスが、1Rを生き残った。

2R、デイビスのローに右ストレートを合わせるカフマンは、そのまま左右のフックで前進する。デイビスは打たれながら、前に出ると、カフマンが頭を掴んでバランスを崩す。ケージ際で押し込み合いが続くが、組み勝つのはカフマン、ヒザを受けながらもデイビスをケージに押し込んでいく。

再びケージ中央で殴り合う両者。カフマンの左がデイビスの顔面を捉える。打ち勝つカフマンも、耐えるデイビスもやや疲れを見せるものの、抜群のスタミナを誇る。カフマンは右ワキ差しから、左エルボーを再び見せた。デイビスは右ローを多用するが、パンチを合わされ続ける。2Rも殴り合いを続け、タイムアップを迎えると、観客は大声援を送った。

最終回、ヒザ蹴りをカフマンの顔面に突き上げたデイビス。完全に頭が殴り合いにいっている両者、デイビスが再び首相撲からヒザを連続で突き上げる。ヒザを多用するデイビスに対し、カフマンはスピードが落ちる。

すると、デイビスがここで外掛けからテイクダウンを奪い、そのままサイドを奪う。しっかりと抑え込むデイビスは脇をすくって、腕十字へ。この腕のロックを支点に一度は上を取ったカフマンだが、デイビスは再びリバーサルで上を取り返し、サイドをキープ。サイドから鉄槌を落し、バックに回り込んだデイビスは、インサイドハーフからパウンドを落とす。

残り40秒、マウントを狙うデイビスに対し、カフマンが足を絡むが、利かせることはできず、顔面にパンチを受け続ける。潜りにきたカフマンにエルボー、パンチを落とし続けたデイビスが、最終回にアッパレな反撃を見せたが、結果は0-2で判定負け。勝者カフマンは「こういう戦いが女でもできるの」と説得力抜群のコメントを残した。

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