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【JJ Globo】コンデ・シマ(嶋田裕太)のLA修行日記三日目

2014.06.05

University of Jiu-Jitsu

【写真】レンズを目線に合わせて撮ったのではなく、畳の上の置いたままシャッターを押した一枚。嶋田とサウロは撮影を意識している笑顔でなく、技術指導を終わると自然にこの笑顔を浮かべた (C)MMAPLANET

5月29日(木・現地時間)にワールド柔術チャンピオンシップ紫帯ライトフェザー級で3位入賞を果たした嶋田裕太。ワールド柔術後、LA周辺で短期出稽古の旅を敢行中のコンデ・シマ(嶋田にLAの知人が名づけたニックネーム)の道場巡り、3日目は、午後の練習予定は行き違いが生じ、午前の一部練のみに。しかし、190キロ南下しサンディエゴで過ごした一刻は、彼の柔術人生でも非常に貴重な出会いとなった。

LAは午前4時半に出て、道場があくまでレンタカーのなかで仮眠して参加した――ユニバーシティ・オブ・柔術のトレーニングの模様を語ってもらった。

Day: 03 University of J Jiu-Jitsu
「ビギナークラスに参加したのですが、インストラクターは茶帯の方で、僕を含めて5人。白帯の方が3人でした。紹介してもらったテクニックもバックポジションからの送り襟絞め、そこからの派生として腕十字とシンプルな技でしたが、とても丁寧に教えていただいて、凄く勉強になりました。

スパーは6分を全員で回し、そのうち3人に袈裟固めをされました。他のアカデミーなら、まず袈裟固めをされることはないのですが、ヘッドロック気味の袈裟ではなく、ワキを固められた崩れ袈裟で固められました。これはあとから練習にやってきたサウロ・ヒベイロが言っていた講道館柔道を手本にしている技だったんです。柔道のエッセンスを取り入れている、サウロの柔術、そしてサウロの生徒さん達だと思いました。

練習後はサウロが某誌の取材で、技術を紹介した直後に、『ユータ、来い』って言ってくれて、突然スパーリングが始まりました。時間は決して長くなかったのですが、何もできる気持ちになれなかったです。上から始まっても、全くパスができる気がしない。サウロは素早く動くということはなかったのですが、ツボを押さえるというか、持つところを持つというか……まるで動ける気がしなかったんです。で、スイープされて下になると、凄いプレッシャーで背中をマットにつけられ、全く起き上がれませんでした。あっという間にパスを許し、そのまま首を絞められました。

強かったです。そして、スパーが終わると『パスガードをやってみろ』ってサウロが下になって言ってくれました。あの短い時間で、僕がやろうとしたパス、そしてなぜできなかったのかを見抜いていたんでしょうね。手で足を掴んでバンバン捌くのではなく、足を使って相手をコントロールするという僕が普段から意識している動きなのですが、良くないところを指摘し、修正点を教えてくれました。丁寧に的確に、そして具体的に指導してくれました。

サウロは柔術家として当然一流なのですが、人間としても話す言葉も説得力に溢れていました、素敵な人物でした。それに褒め上手なんです。間違っているところは違うと指摘してくれるのですが、できると『ナ~イス!!』なんて、笑顔を浮かべ大きな声で褒めてくれました。本当に心の大きな人だと感じ、凄くファンになりました」

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