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【UFC144】シールズ「時差ボケはない。帰国の時が酷い」

Shields22日(水)、東京・渋谷のゴールドジムで26日(日)に開催されるUFC144「Edgar vs Henderson」のオープンワークアウトが行われ、メインファイトに出場する主なファイターの囲み取材が同時にとり行われた。

【写真】日本で6度、試合をした経験があり、非常に落ち着いた表情を見せていたジェイク・シールズ(C) MMAPLANET

まずは秋山成勲と対戦するジェイク・シールズの海外メディア用囲み取材でのコメントをお届けしたい。

――今回、日本で秋山成勲とウェルター級で戦うけど、去年は2連敗という結果に終わり、ミドル級に戻ることは考えなかったかい?

「もちろん、考えたけど僕はまだウェルター級で、ちゃんと戦えるし、この判断は間違っていないと思う」

――じゃ、減量も順調ということだろうか?

「現時点で15ポンド(約6.8キロ)オーバーだから、いつも通りだよ。減量はいつだって大変で、何も面白いことはないよ」

――プレッシャーは?

「プレッシャーはあるよ。なんせ2連敗中なんだから。でも、ガチガチになってもしょうがないし、リラックスして戦えるように心掛ける。まぁ、2敗っていうのは良くない状況だということは分かっている。タフなスポーツだからね。
良いパフォーマンスを見せて、しっかりと自分のやるべき試合をして、タイトルコンテンダーに戻りたい」


――秋山とはどんな試合になると思う?グラップリングだろうか?

「彼は世界のベスト柔道家の一人だし、ボクシングも強い。連敗中だけど、もの凄くタフな相手だから、エキサイティングな試合になるだろう。とにかく、良い試合をしてタイトル戦線に戻らないとね。

一試合でまたタイトルを争える位置に戻れるとは思っていないけど、コンディットが王者なら何が何でもタイトル挑戦まで辿りつきたい。彼には1度勝っているからね。

まぁ、今後はどうなっていくかは分からないよ、誰にもね。今、タイトルのことを第一に考えているわけじゃないから。ただ、コンディットが王者になったことで、挑戦者争いは振出しに戻ったように思う」

――久しぶりの日本での試合だけど、時差ボケは?

「日本に来たときは問題ない。だけど、家に戻ると大変なんだ。なぜか分からないけど、戻った時の方がひどいんだ」

――前に日本で戦っていたときは、もっと早くから日本に入ってこられたのかい?

「それはない。今回の方が早く来日できているよ。2、3週間前に試合が決まって、2、3日前に来日していたんだ(笑)。本当に良いカードが揃ったと思うから、たくさんの人に見てほしい。チケットも良く売れているって聞いているしね」

――お昼過ぎに試合が始まり、ホテルを出るのは早朝というのは?

「ホテルを出るのは朝の6時だって聞いている(笑)。何か、当日にはマラソンがあるので、渋滞をさけないといけないって。そりゃ、嬉しくはないけど、僕だけでなく皆が同じ条件だから、それは何とも思わないよ」

■UFC144「Edgar vs Henderson」対戦カード

<世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]フランク・エドガー(米国)
[挑戦者]ベンソン・ヘンダーソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ランペイジ・ジャクソン(米国)
ライアン・ベイダー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
シーク・カンゴ(フランス)
マーク・ハント(豪州)

<ウェルター級/5分3R>
秋山成勲(日本)
ジェイク・シールズ(米国)

<ミドル級/5分3R>
岡見勇信(日本)
ティム・ブーシュ(米国)

<フェザー級/5分3R>
日沖発(日本)
バート・パラジェンスキー(米国)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ジョー・ローゾン(米国)

<ライト級/5分3R>
五味隆典(日本)
光岡映二(日本)

<バンタム級/5分3R>
山本KID徳郁(日本)
ヴァグハン・リー(英国)

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
スティーブ・カントウェル(米国)

<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥(日本)
クリス・カリアソ(米国)

<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
ジャン・ティエチュエン(中国)

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