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【速報】大山峻護、ROAD FCミドル級王座戴冠!!

2012.02.05

Oyama5日(日・現地時間)にソウルのチャンチュン体育館で行われたROAD FC 06「Final Four」で、大山峻護がキム・ジョンデ、ソン・ヘソックを下し初代RFCミドル級王座に輝いた。

【写真】マーシャル・コンバットに次ぎ、アジアのベルトを巻いた大山峻護。これで戦績を13勝13敗の五分とし、新たなスタートに立てる。「トーナメントはアマ修斗の全日本の経験が生きた」という大山。準決勝のヒールでの勝利にしても、決勝の冷静なファイトにしても、全て自らが歩んできた道の積み重ねだ(C)MMAPLANET

極寒のソウルで、大山がマーシャル・コンバットに続き、アジアで二つ目のベルトを巻いた。「MMAを戦おう」という気持ちで準決勝のキム・ジョンデ戦に挑んだ大山だが、パンチを受けるとムキになって打ち合いダメージを受けるという悪い癖が出たものの、セコンドの「落ち着いて。いつもどおり」という指示で距離をおくことができた。

組みつかれて、すぐにテイクダウンに移行できなかった大山は、引き込んでヒールへ。思い通りの試合展開ではないが、一本勝ちで決勝進出を果たした。決勝の相手ソン・ヘソックは、イ・ウンスと足を止めての殴り合いを制した選手。

大山は右ジャブを冷静に繰り出し、距離感を掴み、ヘソックの大振りパンチを喰わないように戦った。そして、ジャブが当たり、ヘソックが前に出てきたところで左ストレート一閃。前方に倒れ込んだヘソックにパウンドを集中させて、TKO勝ちとなった。次期挑戦者には補欠戦で勝利したキム・ジェヨンが名乗り上げている。

「試合ができ、こんなに大勢の観客の前で戦えた。感謝の一言です」という大山が活躍したRFC06の模様は、近日中に詳細をお伝えしたい。


■ROAD FC 06「Final Four」試合結果は下記の通り

<RFC初代ミドル級王座決定トーナメント決勝戦/5分3R>
大山峻護(日本)
Def.1R2分19秒 by TKO
ソン・ヘソック(韓国)

<チュモギオンダ・スペシャルファイト/5分3R>
ハン・イムン(韓国)
Def.判定3-0
イ・ジョンウォン(韓国)

<RFC初代バンタム級王座決定トーナメント1回戦/5分3R>
アンドリュー・レオン(米国)
Def.判定3-0
カン・キョンホ(韓国)

<RFC初代ミドル級王座決定トーナメント補欠戦/5分3R>
キム・ジェヨン(韓国)
Def.3R3分48秒 by ノースサウスチョーク
イ・ドルヒ(韓国)

<RFC初代ミドル級王座決定トーナメント準決勝/5分3R>
大山峻護(日本)
Def.1R1分44秒 by ヒールフック
キム・ジョンデ(韓国)

<RFC初代ミドル級王座決定トーナメント準決勝/5分3R>
ソン・ヘソック(韓国)
Def.2R0分28秒 by TKO
イ・ウンス(韓国)

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