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【UFC142】小見川、健闘虚しく判定負け

2012.01.15

Alcantara X Omigawa

【写真】1R終盤の腕十字で負傷した小見川だが、最後まで勝負を諦めず気持ちは途切れなかったが、アルカンタラを切り崩すことはできなかった(C)PVT

<フェザー級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル)
Def.判定2-0:30-27、29-29、30-27
小見川道大(日本)

いきなり距離を詰めた状態で、ローを蹴りこんだアルカンタラ。小見川は小刻みにスイッチしながら、左を伸ばす。踏み込むと軸足を入れ替える小見川は右フックを見せ、続いて左フックを打ち込む。

距離が詰まると、ショートフックを連打するアルカンタラにスピニング・バックフィストを繰り出すなど、トリッキーなスタンドの攻防を見せる小見川は左フックをヒットさせる。アルカンタラの打撃に観客の反応が大きくなるが、小見川は決して打ち負けていない。アルカンタラは左ストレートをヒットするが連打はなく、近距離で首相撲からヒザ蹴りを決めると、続くスピニング・バックフィストでダウンを奪う。

ダメージ残る小見川は、組みついてなおバックを奪われてしまう。しっかりと、体を入れ替えトップを奪った小見川は、パウンドを集中させる。残り1分、左エルボーからハーフガードになった小見川だが、アルカンタラもフルガードに戻す。残り5秒でアルカンタラが腕十字を仕掛ける。左腕が伸びた小見川、ここでタイムアップとなるが、アルカンタラはタップしたとアピール。


しかし、小見川は腕が逆側に曲がりながらも、タップはしていない。左腕が心配な小見川は、2R開始早々に左ハイを受けそうになる。左ストレートを構わず伸ばす小見川は、右から左を打ちこみ、バックハンドブローへ。

1R同様、スイッチから左を伸ばした小見川だったが、アルカンタラの左を受けて再びダウン。ガードからコムロックを狙うが、アルカンタラは腕を引き抜いてパスを狙う。ヒザ十字狙いの小見川の立ち上がりをマウント、さらにバックに回り込むアルカンタラ。流れるようなポジションで小見川を攻め込む。

残り2分30秒、起き上がろうとしては首を殺され、再びバックマウントを許した小見川。リアネイキドチョークからは逃げるも、マウントからエルボーを受ける。小見川は足を戻すが、ガードを強いられた状態で試合が進む。潜る小見川に、パウンドを集中したアルカンタラが、攻め込んだまま2Rを戦い終えた。

「いけば大丈夫。がんばろう。左の蹴りに気をつけて」というセコンドの声を受け、最終ラウンドに挑んだ小見川は、左フックを放つも、左を受ける。セコンドの指示を守り、前に出る小見川は、組みつきにいくもアルカンタラが切る。

安全な距離から、カウンター狙いのアルカンタラは右から左、ヒザ、そしてエルボーを見える。大外の左フックを被弾した小見川は、パンチを打つとガードが低くなる。左ハイから、左フックと見栄えのある大きな動きを見せたアルカンタラに対し、小見川は右から左をヒットさせる。

疲れからか棒立ちのアルカンタラに左をヒットさせ、小見川はテイクダウンを奪う。序盤と2Rを取っているアルカンタラは、クローズドガードで試合を固める。パウンド、エルボーを集中させる小見川だが、残り時間は1分だ。

立ち上がってパンチを落とし続ける小見川だが、判定では勝ち目がない。残り18秒で、レフェリーがブレイクを命じる。最後に内股を見せた小見川だったが、そのままマウントを奪われ万事休す。ここでタイムアップとなり、ジャッジ二人がフルマークでアルカンタラを支持。健闘を見せた小見川だったが判定負けを喫した。

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