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【Award】ベストバウト部門1位:エドガー×メイナード

2011年MMAPLANETがレポートした81大会から選出したMVP、ニュータレント、ベストファイト、ベスト・サブミッション、ベスト・ノックアウト、そしてベスト・イベント。MMAPLANET Awards 2011の最後はファイト・オブ・ジ・イヤーを発表したいと思います。

<ファイト・オブ・ジ・イヤー>
Edgar vs Maynard1月1日 at UFC125
(C)GONGKAKUTOGI
<UFC世界ライト級選手権試合>
[王者]フランク・エドガー(米国)
Draw.1-1:48-46, 46-48, 47-47
[挑戦者]グレイ・メイナード(米国)
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「2011年、MMAPLANETがリポートしてきた81大会のなかで、最高試合は1月1日、年頭に行われたUFC世界ライト級選手権、フランク・エドガー×グレイ・メイナードの痛み分けの一戦だ。

初回に訪れた王者のピンチ。左フックでエドガーを棒立ちにさせたメイナードが、ダーティボクシングに捉えダウンを奪う。その後もパンチを集中させたメイナードだったが、エドガーは脅威のタフネスぶりを発揮し、このラウンドを生き残ると、2Rには信じられない反撃を開始した。


小刻みなステップから、右クロスを打ちこみ、抜群のタイミングでダブルレッグダイブを決めてテイクダウンに成功したエドガー。ここで完全に試合は振り出しに戻り、その後はラウンドごとに一進一退の攻防を繰り広げ、ドローという裁定に。

10月8日の再戦で、王者エドガーがTKOでメイナードを仕留めた試合も、優劣のつけられない好勝負だったが、5Rという特別(ではなくなってしまったが……)なチャンピオン・ラウンドを死力を尽くして戦い抜いた両者。

現代MMAの急激な進歩で見られる、戦いの全要素が詰まっていたといっても過言でない攻防と、二人の気持ちがぶつかり合った珠玉の名勝負。北米MMAワールドが否定するドローという結果も、またMMAが競技として、人間力を争う場として最良の結果。フランク・エドガーとグレイ・メイナード、両者が勝者といえる試合だった」

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