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【UFC91】ライリーが武骨に前へ、判定勝利掴む

502bd889.jpg■第4試合 ライト級/5分3R
アーロン・ライリー(米国)
Def.3R終了/判定3-0
ジョージ・グルジェル(ブラジル)

【写真】ポイントを稼いだグルジェルと、前進を続けたライリー、ジャッジの裁定は3者とも29-28でライリーを支持 (C) ZUFFA

サウスポーの構えから、右ロー、左ストレートを狙うライリーに対し、強烈な右ローを返していったグルジェル。左右にサークリングを使いながら、距離を取ろうとするグルジェルだったが、ライリーの左ローが急所を直撃。苦しそうな顔を浮かべたグルジェルだが、レフェリーがすぐに試合を中断しなかったため、ライリーが左右のストレートで攻め込む、と、ここで試合を中断したマリオ・ヤマサキ。ストップのタイミングがワンテンポ遅い。


試合再開後、ライリーの左に対して、右フックを返していくグルジェル。右ハイを放つと、互いに近距離で打ち合いを続ける。ここで一歩下がったグルジェルの右ミドルがライリーのボディにヒット。負けじとライリーが左ミドルを放ったところで、グルジェルは右フックを放って行く。

左右のフックを連続で振るうが、テレフォンパンチでダメージを与えることができないグルジェルは、再び距離をとりながらカウンター狙い。アーロンが前に出てきたところで、右ミドルを再び蹴り込む。

互いにミドルを蹴り合い、同士打ちちとなったが、終盤にラッシュをかけたのはグルジェル。ハイキックでバランスを崩しながら、ラウンド終了間際にパンチを集中させ、印象点を稼いだ。

2R、再び自分の距離で戦えたのは、グルジェルだった。待っても出てこないグーゲルに対し、ライリーは仕方なしに自分から仕掛けると、そこにカウンターの右が待っている。それでも、前に踏み込み現状を打破しようとしたライリーは、左ハイから右ストレート、距離が近づいたところで右フックをヒットさせる。さらに左ハイでグルジェルの体をのけぞらせ、ローから右へつなぐ。ケージにグルジェルをつめて、飛びヒザからテイクダウンを奪うと、トップからパウンドを落としていく。

ガードをとり、ケージを使ってペラダーダを見せるグルジェルだが、ケージを掴みながら足を蹴りあげる行為を見逃すレフェリー、何とも緩慢な動きだ。

立ち上がったグルジェルは、ライリーの後頭部を固定してパンチを放ち、続いて右ハイへ。首相撲からヒザ蹴りを狙うライリー、ヒザ蹴りから前進するが、ここで両足タックルからテイクダウンを許してしまう。互いに決め手を欠くなかで、残り時間10秒を切ってから、確実に攻勢点を奪おうとするグルジェル。巧妙、そして狡猾な動きがジャッジにどのような印象をあたえたか。

最終回、やはり前に出てくるライリーに対し、右ミドルを放ったグルジェルがミドルを2連発で放つも、ライリーの右ハイで攻撃を遮断されてしまう。と、ここでライリーの左ストレートがヒット、一瞬棒立ちになったグルジェルにパンチの連打で追いうちをかける。ハイをかわして左ストレートを当てたライリー。ノーガードのような乱打戦になると、確実に打ち勝っていく。左から右のワンツーをクリーンヒットしたライリーは、後ろに下がろうとするグルジェルの顔面に、今度は右から左をヒットさせる。

パンチで確実にダメージを奪ったライリーは、寝技の展開になってもパウンドを落とし、立ち上がったグルジェルのタックルを切っていく。最後の30秒、ここでテイクダウンを狙ったグルジェルだが、腰に力が入らず、詰めを誤ってしまう。最後はジャンビング右ハイキックを受けたところで試合が終了。ポイントを纏めにいったグルジェルと、武骨に前進を続けたライリー、ジャッジの裁定は3者とも29-28でライリーを支持した。

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