この星の格闘技を追いかける

【ROTK】スウェーデンへ乗り込む佐藤嘉洋インタビュー02

2011.11.24

Sato26日(土・現地時間)にスウェーデンのストックホルムで開催される「Rumble of the King 2011」。年に一度の北欧キック最大のイベントに出場する佐藤嘉洋の離日直前インタビュー。

【写真】これまで佐藤はタイ、オランダ、イタリアで10試合以上戦った経験があり、今回のスウェーデンが4カ国目の海外での試合となる(C)Ben Pontier/EFN

今回の試合では、75キロ、そしてK-1ルールで戦う佐藤だが、キック界の現状を顧みて、再びムエタイ・ルールの試合に出場することもあるとインタビュー01で語った。

「実際、どうなんですかね? ムエタイ・プレミア・リーグって?」

――事実として、日本では専門マスコミが扱うこともなく、本当に情報がないですよね。


※ムエタイ・プレミア・リーグは、スーパーライト(63.5キロ)、ウェルター(66.7キロ)、ミドル(72.5キロ)、ライトヘビー(82.5キロ)、そしてヘビー(95キロ)の5階級、それぞれ8人のファイターが参加し、4人ずつの2グループに分かれ、予選リーグ総当たり戦を行い上位2選手が4人制トーナメントで覇権を争う8カ月に渡るリーグ+トーナメント戦だ。

9月に米国カリフォルニア州ロングビーチで初戦を行い、10月のイタリア・パドヴァ、11月にオランダのデンハーグでイベントを開催。今後はバンコク、再びロングビーチ、マルセイユ、カナダと回り、最終戦は来年5月に米国で開催予定だったが、12月のバンコク大会の延期が決定している。

佐藤が出場するなら、ミドル級が適正体重となるだろうが、同階級の出場選手には、It’s Showtime世界73キロ級王者ヨハン・リドン、ROTKに出場のヨードセンクライ・フェアテックス、ニキー・ホルツケン、マルコ・ピケ、ジョーダン・ワトソンらがその名を連ねている。

――いずれにせよ、佐藤選手がムエタイ・ルールで戦う姿は、是非ともまた見てみたいですね。ROTKにもK-1とムエタイ・ルールがあったようですが。

「自分もムエタイ・ルールは6年ぐらいやっていないので、勘が戻ってくるのか不安は不安ですよね。今回の試合も、一応は慣れているルールで戦った方が良いかなと思いました。

ムエタイ・プレミア・リーグとか、タイファイトのように完全なムエタイ・ルールの大会なら、それでやるんですけどね。ROTKはK-1ルールと併用なんで。

そういえばムエタイ・プレミア・リーグはプロモとかハイライト映像を送ってくれて、チェックをするとかなりの規模なんです。『凄そうだ』って印象を持ちましたね。出場選手も、みんなヒルトン・ホテルに宿泊していましたし」

――東南アジアはMMAにしても活気づいているようですね。

「そうなんですか? 確か、今日もシンガポールで12月3日に開催されるキックの大会からオファーがありましたよ。イベント開催間近になってオファーがくるぐらいだから、バタバタしているんじゃないですか(笑)。どこまでしっかり運営されているか、分からないですね……」

――It’s Showtime MAX70キロトーナメントで優勝したロビー・ファン・ロスマーレンにもオファーがあったトーナメントですね。しかし、タイ系のイベントにしても、どこまで継続開催する能力があるのか、そこは不安が残りますね。ただ、佐藤選手は海外からオファーはひっきりなしに届いていますし、目は海外に向いているようですね。

「僕の国内を盛り上げるという役目は、去年のワールド・トーナメントで終ったと思っています。本当に最後のつもりだったし、本気でK-1を守ろうと思って――まぁ、討ち死にしたんですけど(苦笑)。

それからは……、あとは若い選手がたくさん出てきたし、日本を背負うのは彼らに任せて、僕は思うように戦っていきたいと考えています」

――まずはROTKのアレックス・ハリス戦が控えているわけですが、今後はムエタイ・プレミア・リーグ然り、イッツショータイムなど、オファーの届くところで戦っていくと。

「こういうと、また色々な雑音が聞こえてくるかもしれないですが、そういうモノに惑わされないように、好きなところで試合をしていきたいです」

――それこそ佐藤選手らしい姿だと思います。MMAでも岡見勇信選手なんかは『佐藤選手は本当によく考えています。凄いです』と言っていました。

「僕からすれば、岡見さんは凄すぎます(笑)」

――ではストックホルムから朗報を期待しています。頑張ってきてください。

「ハイ、ありがとうございます」

■Rumble of the Kings主な対戦カード

<K-1ルール72.6キロ/3分3R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
ヨードセンクライ・フェアテックス(タイ)

<MMAウェルター級/5分3R>
マリウス・ザロムスキー(リトアニア)
ブルーノ・カルバーリョ(ブラジル)

<K-1ルール75 キロ/3分3R>
佐藤嘉洋(日本)
アレックス・トビアション・ハリス(スウェーデン)

<ムエタイWMCノルディック・ウェルター級トーナメント決勝/3分3R>

<MMAヘビー級(105キロ以下)/5分3R>
ヨルゲン・クルト(スウェーデン)
川口雄介(オランダ)

<K-1ルール70キロ/3分3R>
シャバル・アスケロフ(ロシア)
シャヒッド・アルハジ(オランダ)

<K-1ルール81キロ/3分3R>
アッベ・ヨーフ(スウェーデン)
ダヴィド・オヌフェル(チェコ)

<ムエタイWMCノルディック・ウェルター級トーナメント準決勝/3分3R>
パシ・ルーカネン(フィンランド)
サニー・ダールベック(スウェーデン)

<ムエタイWMCノルディック・ウェルター級トーナメント準決勝/3分3R>
ハッサン・ムハレブ(デンマーク)
マルティン・アフタール(スウェーデン)

PR
PR

関連記事

Movie

JBJJF